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カテゴリー「汽車旅」の記事

2017年1月 4日 (水)

宗谷北線

名寄で燃料補給して、宗谷本線の旅を続けます。私は名寄から先の、いわゆる宗谷北線の景色が大好きで、何度も乗っています。
よく「日本の路線でお勧めは何処ですか」と尋ねられます。答えに窮する問いで、あれこれ推薦しますが、その点では、宗谷本線の北側の区間、いわゆる宗谷北線は勧めてもハズレが無い路線のひとつです。北海道らしい広々とした牧場、原野、佐久あたりの天塩川の流れ、音威子府や雄信内といったアイヌ語由来の駅名、兜沼周辺の絶望するような最果て感、名前の通り抜海から海越しに眺める利尻富士、やっとやっとの稚内の灯りを見たときには、多くの旅人たちがたどり着いたというの達成感を感じるのです。

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と大袈裟な前置きを長くしましたが、私の乗った稚内ゆきの1両のディーゼルカーは出発しました。天気は良く温かな陽射しが差し込んできます。居眠りしたいところですが、せっかくの宗谷北線の車窓を見逃すわけにはいきません。変化に富む車窓だけでなく、宗谷北線の駅の駅舎はバラエティに富んでいます。特急が止まる美深や音威子府は立派な駅舎を構えていますし、ローカル駅は不要になった車掌車を使った「ダルマ駅」もある。ユニークさではプレハブの物置を使った糠南でしょう。

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話がたびたび前後しますが、私が乗った名寄→稚内の普通列車は音威子府で1時間半ほどの長時間停車をします。既に補給は済ませているので、寒い車外に出る理由はありません。音威子府に到着してすぐはお約束の写真撮影をして、駅舎の中にある天北線の資料館を眺めても、10分もすれば暖かい車内に戻ってしまいます。あとはプシュしかないですね(笑)。

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この日は徹夜明けだったので、いつの間にか居眠りしていました。目が覚めたら天塩中川まで進んでいました。日が落ちてすっかり暗くなった車窓は遠くに点々と灯りが見えるだけですが、天塩中川から稚内までほぼ2時間かかるのです。時刻表の路線図ではデフォルメされているので、距離感覚がいまひとつ掴めないですね。

私が乗った稚内行きは19時30分に到着しました。今夜の宿はビジネスホテルのドーミーイン稚内で、稚内駅から徒歩5分ぐらいです。普段なら赤提灯に引かれて居酒屋で一献するところですが、此処は最果ての街の稚内、しかも1月1日ですからホテル周囲の居酒屋は全て閉まっていました。この状況は以前から知っていたので、大手チェーンのドラッグストアの店に足を運びましたが、ここも正月休みでした。数年前では営業していたのですがーーー。

稚内駅に戻って駅に隣接しているコンビニで、お握りや惣菜を買って今晩の食事にします。同じような考えの方が購入されたようで品薄です。その点では缶ビールは供給と在庫が安定しているようで、カップラーメンと缶ビールを購入して、ホテルの部屋で食べることにしました。一年の計は元旦に有り、と言われますが、稚内まで来て何をやっているのでしょうね。

2017年1月 3日 (火)

名寄で燃料を補給する

宗谷本線をまずは名寄まで進みます。途中駅を通過する快速列車で、天気もよろしく暖房が効いた車内はぽかぽか陽気です。まずはプシュ(笑)。

塩狩峠を越えての剣淵から陽気なオッサンが乗ってきました。
オッサン:「兄ちゃん、昼間から気分言いね~」
私:「北海道はビールが美味しいですからね~」
オ:「正月でオレも朝から飲んだよ。これからパチンコに行くんだ」

どうでもよい会話ですが、お互いに出来上がっているので会話が盛り上がり、こちらもビールが進みます。おかげで調達した6本のうち2本を飲んでしまいました。残り4本では名寄から先の、宗谷北線の長い道のりには不安が残ります。

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名寄から先、音威子府と幌延の駅近くには農協系のスーパーがあることは知っていますが、1月1日にはもちろん休業でしょう。ですから名寄が最後の給油地なのです。駅から徒歩圏内のコンビニで給油して稚内行きに乗り込みました。

2017年1月 2日 (月)

宗谷本線に向けてビールを調達する

2017年1月1日の汽車旅は旭川から始まりました。この日の予定は宗谷本線を乗り通して稚内まで行きます。この日の予定は下記の通り。乗換検索サイトジョルダンのテキスト出力です。
発着時間:12:31発 → 19:30着
所要時間:6時間59分
乗車時間:6時間24分
乗換回数:1回
総額:5,400円
距離:259.4km
■旭川    
|  宗谷本線(名寄行)   259.4km   
|  12:31-14:01[90分]
|  5,400円
◇名寄     [35分待ち]
|  宗谷本線(稚内行)   ↓   
|  14:36-19:30[294分]
|   ↓
■稚内
旭川から稚内まで7時間ほどの乗車時間ですが、普通列車にしても時間がかかりすぎますね。スーパー宗谷は3時間半ほどで運行されているのですから。時刻表を見ると名寄からの普通列車が音威子府で何と1時間半(15時38分着→17時07分発)もの長時間停車をするのです。

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長時間停車の是非はともかく、1月1日の宗谷本線の汽車旅の道中で飲食物を確保するのは不可能ということを以前からの経験で知っています。ならば出発地の旭川で調達しておくのが賢明です。幸いなことに高架になった新しい旭川駅に隣接するビルに大手スーパーのイオンが入っていて、お弁当やおにぎり、惣菜が豊富に並べれれているのはとても便利です。私は長旅に備えてビールを1パック(6本)を買いました。

ところで、車内持込のアルコール類に関して、それは危険物で持ち込めないのでないか??というのが話題になっていました。
http://railway.jr-central.co.jp/ticket-rule/_pdf/kiken.pdf
これを見ますと、酒類は持ち込み可ですが、「2kgまたは2リットル以内で、中身が漏れ出ないように十分保護されているものに限ります」。真面目に読むと500ml×6本=3リットルは持ち込めないのか???。私の場合はどうせ飲んでしまうんだし、一般の人でも1パック(6本)なら買い物帰りに車内に持込むことも有りでしょうから、まぁ黙認なんでしょうね。私はこの情報を見なかった、知らなかったことにします(笑)。

2017年1月 1日 (日)

18きっぷで北海道をぐるり

18きっぷを使って北海道をぐるっと回ってきました。

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話の起こりは、18きっぷの常備券、いわゆる「赤18きっぷ」の発売が今回が最後になるとのことを聞いたので、西日本在住の友人を介して入手したのです。この赤きっぷを使って久しぶりに北海道の鉄道を乗ってみようかと思った次第です。ついでに未だ乗っていない札幌市電のループ延長区間と北海道新幹線にも乗って、完乗タイトル奪還もしたい、という目標と思惑があれこれ重なって欲張りなプランになりました。もちろん北海道のビールも飲みたいです(笑)。

カレンダーと仕事の都合で1月1日出発、5日午後には東京に戻らなければなりません。さすがに北海道の往復にも18きっぷは日程的につらいので残念ながら飛行機の利用になります。年末年始は日本の民族大移動の時期で、北海道までの航空便は強気の値段設定ですが、元日は行き帰りの中日になるので早めに予約と早朝便で、東京羽田→旭川が\10000円ぐらいで済みました。旭川空港からバスに乗って旭川駅に着いたのは9時30分頃で、ここから先が18きっぷの旅行になります。

2016年8月21日 (日)

三江線

今回の旅行のメインイベントの1つ、いよいよ三江線に乗車します。

江津15時17分→18時47分三次

この列車は時間帯も良く、途中駅での乗継や長時間停車も無く、効率よく三江線を乗り通すことが出来ます。その反面、3時間半におよぶ車内の中で、車内販売どころか駅前の売店が全く期待出来ない三江線では事前の準備が必要です。

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出発地の江津駅には売店が無くジュースの自動販売機があるだけ。駅前には営業している酒屋がありませんでした。この状況は石見麦酒を訪ねる際に見ていたので、石見麦酒を訪ねた後に江津市役所あたりにある農協系のマーケットで昼食とビールを購入して三江線へチャレンジです。

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三江線は100キロを越える長い路線で、私も平成初期に1度乗っただけです。再乗車に際してはガイドブックが欲しいと思っていたら、江津駅で無料の冊子が配布されていました。沿線自治体が作ったもののようで、今流行の鉄道むすめがガイドしてくれます。

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三江線は残念ながら平成28年度末で廃線が確定的になっています。JR西日本のキハ120という小さなディーゼルカーが1両で運行されていました。お盆休みなので普段とは客層が違うかとは思いますが、30人ぐらいの乗客の内訳は、一見して解る乗り鉄系の鉄道ファン(笑)、夏休みということでお試し(お別れ)乗車の家族連れ、ごく少数の地元の方でした。買物袋を下げたオバチャン2人のうち1人は最初の江津本町で降りてゆき、もう1人も数駅先で降りてゆきました。残るは三江線にとっては部外者の旅行者だけ。夏休みで地元の生徒さん学生さんが居ないということを割り引いても、三江線の閑散ぶりは推して知るべしです。

三江線では江津から三次まで江の川に沿って走り、その悠々たる流れを見ることが出来ます。三江線は車窓の変化に乏しい地味な路線と言われていますが、江の川の景色は全く見飽きることがありません。木次線のように観光トロッコ列車が走っていれば面白いのに、様々な表情を見せる江の川を三江線の観光資源に活かせなかったのか、今さらながらとは思いつつ残念な気持ちを持ちながら三江線の汽車旅を終えたのです。

2016年8月15日 (月)

津山まなびの鉄道館

青春18きっぷを使って中国地方をぐるっと一回り、今回のスタートは岡山です。最初の目的地は津山の津山まなびの鉄道館です。岡山からは津山線で60キロほど。津山線は特急列車が走らない地味なローカル路線ですが、快速ことぶきが岡山→津山に7本、津山→岡山に8本運転されているので、なかなか便利です。私は岡山09時42分→10時50分津山の快速列車を使いました。1時間少々の汽車旅です。津山線にもJR西日本ローカル線にありがちな徐行区間がありますが、この快速の表定速度51.79km/hで、単線非電化にもかわらず健脚を発揮しています。

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津山は津山藩の城下町で中国地方内陸部の都市であるだけでなく、津山線、姫新線、因美線が集まる鉄道の町でもあります。鉄道輸送が盛んな頃には蒸気機関車がたむろする機関区が置かれ、盆地の津山に汽笛の音を響かせていたとのこと。津山まなびの鉄道館へ行く前に津山駅を眺めます。今のディーゼルカーには不釣合いな長いホームと木造のホーム屋根と、蒸気機関車こそいなくなりましたが現在でも駅に隣接して車両基地があるのも、鉄道駅としての雰囲気が残っています。かつて津山機関区にあった扇型庫が保存され整備公開されているのが、今回の目的地である津山まなびの鉄道館です。

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津山まなびの鉄道館へは津山駅から歩いて15分ぐらい。お盆休みなので家族連れの姿が目立ちます。入場券として渡されるのは硬券で、ダッチングマシンで日付を入れ鋏を入れる作業は古きよき鉄道の風景を再現しています。

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展示車両は灰色の鉄筋コンクリートの扇型庫に収められています。ただ扇型庫の耐震の関係で扇型庫には入ることが出来ず、車両の顔だけしか見ることが出来ません。それだけではと津山まなびの鉄道館も思ったのでしょう。定期的に車両を扇型庫から出して転車台に乗せて屋外展示しているのです。これが津山まなびの鉄道館の呼び物になっています。私が訪ねた日はDD15形ディーゼル機関車がラッセルヘッドを付けたまま転車台に乗っていました。

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私が訪ねた8月15日は月曜日で本来は休館日でしたが、お盆なので開館していました。翌日は休館日なのでDD15を扇型庫に収納しなければなりません。その作業は見応えがあるものでした。DD15は500馬力のエンジンを2台積んだ機関車ですが、保存車両なので自走は出来ない状態で、重さ60トン級のDD15を扇型庫に収めるには重さ4トンのアントと呼ばれる車両移動機の手助けが必要です。小さなアントがDD15に取り付きます。そしてDD15が納まる番線へ転車台が回されるとアントが大きなDD15を扇型庫を押し込みます。一連の作業は見学者の注目の的で、格好のイベントになったようでした。

2015年9月 8日 (火)

リニア鉄道記念館

名古屋に泊まったので、翌日は以前から行きたいと思っていたリニア鉄道記念館に行ってきました。名古屋駅からあおなみ線に乗って30分弱、終点の金城ふ頭が最寄り駅です。

このあおなみ線の車窓が意外によろしい。名古屋駅を発車して数駅は交通の要所の名古屋を支える鉄道施設を見ることが出来、様々な鉄道車両を見えて鉄道ファンはきょろきょろしてしまいます。中盤は名古屋の物流を支える鉄道コンテナターミナルの脇を走ります。荷役に忙しく動き回るフォークリフトを見ることが出来るし、終盤には名古屋港の工業地帯と海の景色が楽しめるのです。

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前置きが長くなりましたが、リニア鉄道記念館へ入りました。展示車両の主役はもちろん新幹線です。保存車両の殆どが館内に展示されていますが、高い天井で圧迫感も無く、むしろ天井から明るい日差しが差し込んでいるので、とても開放感があります。

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レール面から眺める新幹線車両はさすがに大きいです。平日の午前中だったので、入館者は少なくて、ゆっくり見学出来ました。

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車内に入れる展示車両もあります。その1つが100系新幹線の食堂車でした。100系が製造されたのは1985年から1992年とのこと(Wikipediaによる)で、時代はまさにバブルでした。新幹線でも優雅な食事が出来た時代だったのです。当時の私は学生だったので100系の食堂車は高嶺の花で、鉄道雑誌で紹介されているのを見ているだけだったので、とても懐かしく見学しました。



2015年9月 1日 (火)

リゾートビューふるさと

里武士ビールさんに寄った晩は長野市に泊まり、翌日は松本経由で帰宅するのですが、もちろんあちこちに寄ります。

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松本方面まではJR東日本の観光列車、リゾートビューふるさとを利用しました。

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コースの最大の見所は姨捨駅からの景色でしょう。この景色は日本3大車窓の一つとされています。他の2つは北海道の狩勝峠と九州の肥薩線大畑あたりとされていますが、狩勝峠は線路の切替があり、大畑は私が訪ねたときにはいつも天気がいまひとつで、個人的にはこの姨捨駅からの景色がトップだと思っています。

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改めて車外に出て景色をみてみましょう。眼下に善光寺平と、遠方には山々が望めます。それを解説する案内板や、記念写真を撮るお立ち台があるのは嬉しいです。

夏なので遠方の山々は霞んでいますが、冬の晴れた日にはすっきりとした妙高山あたりの山々が見えるとのことで、次回は冬に乗っていたいですね。




2015年8月 3日 (月)

ヨロッコビールからグリーン車

私がヨロッコビールに何度も通っているのには理由があります。ビールが美味しいことがもちろんなのですが、この後に至福の時があるからです。それはグリーン車に次の場所に移動することです。もちろん階下席です。酔いに任せて気持ちよい居眠りが出来るのです。

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逗子からは2つの選択肢があります。湘南新宿ラインに乗って宇都宮へ。宇都宮には多くのブルワリーがありますから、何処へ行くかは迷ってしまいます。

もう1つは横須賀線・総武快速線に乗って千葉県へ。ただこちら方面のビールは元気が無かった、、、と過去形に書いているのは、注目すべきブルワリーが出来たからです。今回はそちらに行くことにしましょう。

2015年3月30日 (月)

富山駅の電停

北陸新幹線で一気に金沢へ。これで北陸新幹線乗車という目的は達成です。金沢も北陸新幹線開業で大いに盛り上がっていますが、この後の予定があるので富山へ戻ります。

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新幹線の富山駅の改札を抜けると、目の前に富山の路面電車の電停があります。新幹線の開業に併せて電停を高架下に移設してたのです。

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高架下なのでやや薄暗い感じはしますが、照明設備のデザインが大いに工夫されて、とてもお洒落です。鉄道路線の高架下に路面電車という組み合わせは有りそうで無いもの。日本では此処と東京の大塚駅ぐらい。欧米でもなかなか見たことが無いです。

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富山の路面電車も欧米風のスタイリッシュな低床車両が導入されているので、新しい駅の雰囲気によく似合います。

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しっかりとした造りの路面電車の電停ですが、車止めは何とも貧弱なもの。実は数年後に在来線の高架が完成したさいには、この車止め撤去されて、駅の北側との直通運転が開始されるのです。その際にはまた乗りに来なければなりません。

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