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カテゴリー「サンフランシスコ鉄道めぐり」の記事

2014年6月23日 (月)

【San Francisco】Fラインにも再び

サンフランシスコでは街の中心地を走るFラインにももちろん乗りました。他の路線は近代化され地下を走っているのに対して、このFラインは古い車両ばかりを集めて走らせて、電車の博物館的な路線として活躍させていることです。それらの車両はアメリカ各地の路面電車のカラーで塗装されて、観光客だけでなく市民の目を楽しませています。マーケットストリートのビルの谷間を走るビンテージトラム、とても面白いです。

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この1062号車はLouisville, Kentuckyの塗装を再現した車両のようです。詳しい資料はこちらかどうぞ
http://www.streetcar.org/streetcars/

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面白い車両がやってきました。このオープンカーはBlackpool, Englandから移籍したもの。仮装パーティ?の団体さんを乗せて大賑わいでした。こちらも思わず手を振ってしまいます。楽しくて良いですね。



2014年6月22日 (日)

【San Francisco】California線へ乗りに行く

サンフランシスコを訪ねたのは3年前、初めてPowell-Hyde線に乗った時には世界には面白い鉄道路線があるのだ!と感動したものです。Market Streetを走るカラフルなPCC Carに目を奪われました。現地滞在が2日半の限られたスケジュールのなかで大いにサンフランシスコの鉄道を満喫したものです。その時の興奮ぶりは、このブログの過去の記述を見てください。

今回の海外遠征でサンフランシスコを再び訪ねたのは、以前の感動を再び!だけでなく、前回では工事中で乗り損ねたケーブルカーのCalifornia線に乗りに行くことでした。乗り残したということは完乗系汽車旅派としては大いに気になるところです。

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サンフランシスコ中心地と大人気観光地のフィッシャーマンズワーフのエリアを結ぶPowell線系統がシーズン中には大混雑するのに比べて、市内を東西に走るCalifornia線は地味な路線で空いています。でも広々とした坂道を一気に駆け上る姿はとても絵になります。

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こちらがCalifornia線の反対側の終点。ケーブルカー以外には地元の方しかいない地味な場所です。観光客はケーブルカーに乗って折り返していきます。

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前回の訪問では暇な様子だったPowell線系統とCalifornia線の交差点も、今回は大賑わいです。次々とやってくるケーブルカーにはステップ乗車している人たちがいっぱいです。

2011年7月 8日 (金)

【San Francisco】Jack London Square

駄文を書き続けていたサンフランシスコのネタも残り少なくなりました。もう少しだけご辛抱いただければ幸いです。

現地滞在2日半という貴重な時間を割いて、サンフランシスコ湾対岸のオークランドに足を伸ばしてみました。オークランドはサンフランシスコ湾東岸の港湾都市で、巨大なコンテナ船が接岸しています。サンフランシスコからはフェリーで30分ぐらい。オークランド側の船着場があるJack London Squareは再開発され、ショップや飲食店が立ち並んでいます。

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もちろん私の目的はお洒落なお店ではありません。Jack London Squareのすぐ脇を走っているアメリカの鉄道の線路が目的地。実は道路上を走る併用軌道なのです。しかも今まで紹介してきたケーブルカーや路面電車とは違って、アメリカのフルサイズの車両が道路上を走っていく場所なのです。

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今回のサンフランシスコ旅行の目的の第3位はいままで空白にしていましたが、このJack London Squareに行くことでした。

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ここがアメリカの鉄道ファンの注目スポットなのかは私にはわからない、もしかしたら併用軌道はアメリカの他の場所にも有るのかもしれない。出発直前になって友人からその存在を教えてもらったので、十分な下調べをせぬままJack London Squareへ。私が現地に着いて間もなく、アメリカの機関車特有の「ブォーブォー」という汽笛ともに旅客列車がやってきました。Amtrakの近距離列車のようです。4両の短編成ではありましたが、ダブルデッカーのアメリカンサイズの列車が道路上を走っていく姿は壮観の一言でした。

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プッシュプルの近距離列車は客車4から5両編成が基本のようで、頻繁に運転されているようです。私が1時間ぐらい滞在したら上下合わせて5本も通りました。午前中だったので朝の通勤時間の回送なのかも知れません。併用軌道の出入り口にはOakland Jack London Square Stationがありますから、Amtrakのサイトで列車の時刻を検索すれば参考になると思います。

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私は見ることが出来ませんでしたが、貨物列車も通るようです。YouTubeで「Jack London」で検索しますと海上コンテナを2段積みした貨物列車の画像が紹介されていました。

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重量貨物列車も走るっているためか、線路状態は良くないようです。併用軌道の区間は約1/2マイル。4車線以上ある広々とした道路に敷かれている線路は3線。一部では改修が行われていますが、3線のうち1線は全く改修されていないので、現在は使われていないようです。

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帰国してから鉄道仲間に教えてもらったのですが、「street running」という言葉を入れてGoogleで検索してみますと、全米各地の併用軌道の画像が紹介されます。しかしその殆どが貨物列車で、旅客列車が併用軌道上を走るのは、アメリカでも珍しい存在のようです。

この併用軌道に面してJack London Square Innというホテルがあって、そのクチコミに「深夜に走る列車の汽笛と踏切の音がうるさい」とありました。私とは観点が全く違って、思わず笑ってしまいました。

2011年7月 7日 (木)

【San Francisco】ケーブルカーの技術的疑問

楽しく乗ったケーブルカーですが、乗れば乗るほど「ここはどうなっているのだろう?」という技術的な疑問は深まるばかり。それを解決する前に楽しかったサンフランシスコ旅行も時間切れになってしまいました。

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新しくないケーブルカーですから最新技術を使っているわけはなく、目に見えるところは見ての通りで解るのです。解らないのは路面下に隠れている部分、具体的にはケーブルがいかに働いているか?ということです。

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例えば、地形の関係で張力を持ったケーブルが浮き上がってしまう場所で、どのようにケーブルを保持しているか?という点。ローラーで保持しつつ、ケーブルカーが通過する際には保持を外す、そのメカニズムが知りたいのですが、その装置は路面下に入って見れません。

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路面上に見えているグリップの切り取り、点検用のハッチの形状を見ると、少なくとも2種類の保持装置があるように見えます。どのように使い分けているのか???。

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またカーブ区間でケーブルの張力と牽引力がどのように案内されているのか?も興味ある。区間を小分けにして小さなローラーを並べているのだろうか。路面に空いているハッチを開けて見たいという衝動にかられます。

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ケーブルだけでなく、時おり見られる不可解な3線区間は何故に存在するのか?。1本のレールを両方で使うケースはインクラインなどで見たことがありますが、溝付きレールを使っているサンフランシスコのケーブルカーでは両方に溝が付いている、きわめて特殊なレールを使っています。何故にこうしたのか?。ガントレットのような4線区間でも良かったのでは?。

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ケーブルの配置、パワーステーションになっている車庫の配置の関係でパウエルハイド線とカリフォルニア線との間に回送用の連絡線があるのは解ったけど、こちらにも例の3線区間がある。また回送車両がどのケーブルを掴んで、またケーブルを放して坂を下り、どのように渡り線を動いていくのかも、解ったようで解らない。

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分岐器も、スプリングを仕込んだ分岐器を、必要な時に車掌さんがヨイショと動かして保持して車両が通り過ぎたら手を放す、という極めて原始的な運用をしているのは解ったけど、左右のトングレールの他に、グリップを案内する一種のトングレールの存在と、それらを動かす器具の形態がよくわからない。どのようにケーブルを逃がしているのか・・・・。

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帰国後に友人を経由して、私の疑問をある程度、解決する文献に出会いました。鉄道の技術者がケーブルカーの見所を解説したもので、私の疑問をある程度の疑問は解決できましたが、やはり現地に行って再び確認したくなります。次にサンフランシスコを訪ねることが出来るのはいつの日のことか、その際には乗ることが出来なかったカリフォルニア線には是非とも乗りたいものだと思いつつ、再び訪ねることが出来るのか?、という大きな疑問が残ります。大げさな書き方をしますが、私の人生の宿題としつつ「サンフランシスコ旅行」の書き込みを終えたいと思います。

2011年7月 5日 (火)

【San Francisco】トロリーバス

欧米をはじめ各地の都市で活躍しているにも関わらず、日本では全く馴染みのない交通機関がトロリーバスです。

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見かけは普通のバスですが、架線から電気を取り、モーターを回して走るバスで、鉄道の電車とバスの合いの子のようなもの。バスのように小回りが利き、ディーゼルエンジンのような騒音や排気ガスを出さない、良いトコ取りのようなシステムで、以前には東京や大阪でも路線がありましたが、何故かその後に発達せずに、現在では僅かに立山黒部アルペンルートのトンネル区間の2路線で使われているだけです。

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こちらがサンフランシスコのトロリーバス。2台目が普通のエンジン付きのバス。車体の大きさも雰囲気もほぼ一緒です。違うのは屋根の上に大きなトロリーポール(集電装置)が付いていることです。これで電気を取り、モーターを回して走ります。

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サンフランシスコの中心街、マーケットストリートには路面電車のFライン以外にも、多くのバス路線が乗り入れてくるので、電車とトロリーバスとバスが次から次へとやってきます。実際に乗ってみますと、モーターの動く音とトロリーポールが摺れる音が聞こえるだけで、とても静かです。かえって道路からの振動が目立つぐらい。

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大型の連接式のトロリーバスもあるようです。このような連接バスも日本では珍しい存在ですね。

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トロリーバスは、当たり前ですが架線を必要とします。鉄道路線と違うのは、プラスとマイナスの2本の架線を必要とすることと、普通のバスと同じく道路上を走るので交差点では鉄道路線より急なカーブを切る、という特徴がありますので、トロリーバスの同士の交差点や分岐点では複雑な架線が張られています。見上げると蜘蛛の巣のようです。架線がいかにしてスムースなカーブを描けるのか、分岐や合流の構造がどうなっているのか、プラスとマイナスの絶縁はどのようになっているのか、興味は尽きないのですが、そのような観点でサンフランシスコの交通機関を眺めているのは、私だけでしょう。

2011年7月 4日 (月)

【San Francisco】可動橋の詩

鉄道ファンに有名な「鉄道ホビダス」というサイトがあり、そのコンテンツの一つに「可動橋の詩」があります。日本各地の可動橋を紹介していて、少なからずのファンの閲覧を集めているようです。私もその1人。内陸航路が発達しなかった日本では欧米に比べて可動橋はとても珍しい存在で、日本で現役なのは私が調べた限りですが、業務用を含めて30箇所足らず、鉄道用にいたっては四日市臨港線の末広橋梁の1箇所だけと寂しい限りです。

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港町でもあるサンフランシスコには、やはり可動橋がありました。私が確認できたのは2箇所4つの可動橋。しかもそのうちの3つはは鉄道併用橋でもあるのです。これは見に行くしかありまい!。

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私が選んだのは3rd St Bridge。サンフランシスコジャイアンツの本拠地、AT&Tパークのライト側場外の場所にあります。橋が出来たのは1933年。鉄骨を組み合わせた無骨なスタイルと、コンクリート製の巨大なバランスウェイトが特徴の跳開橋でした。

この橋より奥が、巨大なドック形状の入り江になっています。以前には貨物船が出入りしたのでしょうけど、サンフランシスコ湾のサンフランシスコ市側の倉庫街に活気がなくなってしまった今日では、この可動橋が動く機会は少ないかと思います。ただ可動時に道路を遮断する交通信号が点灯していたので、可動橋としての機能は維持されているようです。

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3rd St Bridgeの入り江の奥にあるのが4th St Bridge。4車線の3rd St Bridgeに比べて3車線ぐらいの小ぶりな跳開橋ですが、こちらにはサンフランシスコのライトレール(メトロ)のTラインが通っています。

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架線のある鉄道路線と可動橋の組合せは、日本では私が知る限り国鉄(JR)桜島線と東京の勝鬨橋(東京都電)ぐらい。前者は橋自体が撤去、後者は路線が廃止されて軌道と架線が撤去されたのはご存知の通りで、可動橋と軌道と架線の具合がどうなっているのか?は興味深いです。

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あれこれ観察しているうちにライトレールの車両がやってきたのでカメラに収めました。

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かつて国鉄佐賀線が行き来した筑後川昇開橋では、レールのぶれや隙間を調整する締結装置が装備されていましたが、こちらには無いようです。もしかしたらレールの横にあるボックスに何らかの調整装置があるのかもしれません。それでも可動部と固定部の接続部のレールは隙間が大きいようで、派手なジョイント音を出しながら通過していきました。

2011年7月 3日 (日)

【San Francisco】ケーブルカーの夜

ケーブルカーは、ケーブルにつかまって動いているので、外部から動力の供給を受けていません。車内放送の設備も無く、僅かにヘッドライトなどの照明用にバッテリーが装備されているだけです。

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ケーブルカーの内装は木製なので、白熱電球に照らされた車内は良い雰囲気です。

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ケーブルカーは公共交通機関でもあるので、夜でも運転されています。サンフランシスコの街の灯りの中で動いているケーブルカーは、とても愛らしいものです。

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マーケットストリートのターンテーブルに乗るケーブルカー。観光客のフラッシュを浴びています。

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夜の帳がすっかり落ちたPowell-Hyde終点に佇むケーブルカー。この時間になると乗客の姿もすっかり少なくなります。とても良い雰囲気ですが、アメリカなので夜の街歩きは注意が必要です。その点、ケーブルカーに乗っているだけなら、屈強なグリップマンと車掌さんが近くに居るので安心かも。 

2011年7月 2日 (土)

【San Francisco】ケーブルカーの平面交差

サンフランシスコのケーブルカーは南北に走るPowell-Hyde線とPowell-Mason線と東西に走るCalifornia線が、Powell StとCalifornia Stとの交差点で平面交差します。

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碁盤目状のアメリカの都市らしく直交します。複線同士の平面交差で、もともと乗り心地の悪いケーブルカーでは、ガンガンガンと強烈な振動を感じてしまいます。

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平面交差の何が楽しいの?と聞かれてしまえば答えに窮してしまうけど、鉄道ファンには楽しいスポット!なのです。

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今回はCalifornia線が運休中だったのですが、本来の姿では文字通り前後左右からケーブルカーの車両がやってくるようです。サンフランシスコのケーブルカーの名所のひとつで、多くの観光客がカメラをかめていました。

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車両を駆動するケーブルも、この交差点で交差します。車両はケーブルを完全に放して惰性で通過するのですが、まれに交差点を通過しきれずに立ち往生してしまうケースがあるようです。その際にはどうするのか・・・人力で押すとのこと。何ともサンフランシスコのケーブルカーらしい対処方法です。そうならないように、ケーブルカーとクルマをコントロールする信号塔が稼動しています。私が訪ねた際にはCalifornia線がメンテナンスで運休中だったので、この信号塔もヒマだったようで、ペンキを塗り直していました。


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ケーブルカーにはもう1箇所平面交差があります。一方通行の関係でPowell-Hyde線の南行きとPowell-Mason線の北行きが、 Jackson StとMason Stの交差点で平面交差します。単線同士ですが、ごく普通のサンフランシスコの街並みの交差点の軒先から車両が出てくる、何ともいえない雰囲気があります。








2011年7月 1日 (金)

【San Francisco】ケーブルカーの罠

出発前に友人のダンナさんから、ポールに当たると痛いですよ、とアドバイスを受けました。その時は解ったような解らないような受け答えをしましたが、実際に乗るとよ~くわかりました。

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ポールとは道路の境界を示すために立っている黄色い樹脂製の杭みたいなもの。日本でもおなじみで、クルマが当たるとバン!と大きな音がするけど、樹脂製なので根元から折れ曲がってダメージは無い・・・・・というのはクルマの話で、ケーブルカーのステップに乗ってこれに当たると「バシ」と、かなり痛いのです。

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連続して立っているの、「バシ」「アウチ」、「バシ」「アウチ」、「バシ」「アウチ」の連続でした。

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もうひとつ。
私が乗った前日まではメンテナンス工事で運休中。運転再開しても、運行にあまり影響のない工事があちこちで行われていました。画像では道路の舗装工事中で、クルマが入らないように工事コーンやガードが置かれています。そこで言いたい。工事のオッサン、ケーブルカーが通るときはしっかり退けてよ。退け方が十分ではなくて、ケーブルカーのステップにガン。ステップ乗車している私にガン!。これは痛かった。

日本だったら確実にクレームの対象だけど、私が大げさに痛がったそぶりを見せたら、周りのお客さんが笑っていました。それで終わりです。








   

2011年6月30日 (木)

【San Francisco】Caltrain

ケーブルカーと路面電車ばかり書いていましたがサンフランシスコには普通の列車も走っています。Amtrakの長距離列車もあれば郊外のサンノゼとを結ぶCaltrainがそれです。今回は残念ながら乗ることは出来ませんでしたので、せめて、と思ってCaltrainの駅まで見に行きました。MUNIメトロ線と接続しているので簡単に行けます。

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広々とした駅のコンコースです。掃除もされていて、大きなガラスから日差しが入ってくるので、清潔感と安心感があります。

列車別の改札が行われているようで、残念ながら車両に近づくことが出来ませんでした。それでもと思い、ガラス越しに車両を観察します


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初めて見たアメリカの普通の鉄道車両。とにかくデカイです。デザインは全く考えていない、、、と思ってしまう前面が、さらに威圧感を与えます。

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駅の脇からはフェンス越しに観察することが出来ます。ステンレス製の車両で、全2階の車両は側面から見ますと、さらに大きく感じられます。不思議なことに日本では博物館クラスのイコライザ台車を履いています。軌道条件が悪いとされているアメリカの鉄道ならではですが、近代的な車体とミスマッチで、アメリカの鉄道車両の特徴となっています。

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