無料ブログはココログ

カテゴリー「橋が好き」の記事

2014年6月25日 (水)

Steel Bridge

オレゴン州ポートランドはコロンビア川の支流ウィラメット川の沿岸に発達した都市で、左岸にダウンタウンが、右岸に新しい街並みが広がっていて、ウィラメット川には大きな橋がいくつも架かっています。それゆえにポートランドはBridge Portのニックネームを持っています。

Steel_bridge0420

この橋が架けられたのは1912年とのこと。鋼鉄をリベットで組み上げられた堂々たる姿は、Steel Bridgeの名に相応しいものです。

Steel_bridge0422

Steel Bridgeは船の通行をするために橋が上下する2段構造の可動橋で、上段は車道とライトレールの線路と歩道、下段は鉄道路線と歩道という組み合わせ。それだけでも面白いのに下段だけ独立して昇降できる構造になっているのです。残念なことにこのSteel Bridgeが動いているところは見ることが出来ませんでしたが、You TubeでSteel Bridgeと検索しますといっぱい出てきます。

Steel_bridge0421

橋の下段は鉄道路線と歩道です。ウィラメット川沿いの遊歩道に組み込まれていて、ジョギングやサイクリングを楽しむ方が行きかっています。船が通行する際に橋が通行止めになりますが、その時は格好の休憩時間になるそうです。

2013年8月29日 (木)

本渡瀬戸歩道橋

今日の予定は、天草を経て長崎まで。天草は鉄道が通じていないという理由だけで訪ねる事は有りませんでした。そのような地域を訪ねるのは、今回のバス旅の目的のひとつ。バスの車窓はとても面白かったです。島々を結ぶ橋を渡るために、、時に高い場所を走ります。それが車窓に彩りを添えているようです。

181

天草の中心地、本渡バスセンターへ最後の天草瀬戸大橋を渡り、終点まであと一歩のところで途中下車して、私の興味ある本渡瀬戸歩道橋へ。これは天草の上島と下島の間にあるとても狭い本渡瀬戸にかかる昇開式可動橋なのです。鉄道ホビダスでも「可動橋の詩」でも紹介されているので目にした方も多いでしょう。この橋を見物するのが今回の天草行きのバス旅の隠れた目的でした。

182

意気込んで本渡瀬戸歩道橋へ。橋が動くところを見るために、航路の時間も調べて有ります。天草工業高校の脇の小道を歩いていけば、目の前に朱塗りの橋が見えてきました。橋が上がっています。漁船でも通ったのかな。でもちょっと様子がおかしいぞ?。何と「通行止」でした。お盆休みを使って定期点検のようです。ここまで来てそれはあんまりと嘆いていても仕方ないです。船舶の通行に支障がないように、橋は一番高い場所で保持され、可動橋としての特徴あるスタイルが見ることが出来たと、満足することにしましょう。

2011年7月 4日 (月)

【San Francisco】可動橋の詩

鉄道ファンに有名な「鉄道ホビダス」というサイトがあり、そのコンテンツの一つに「可動橋の詩」があります。日本各地の可動橋を紹介していて、少なからずのファンの閲覧を集めているようです。私もその1人。内陸航路が発達しなかった日本では欧米に比べて可動橋はとても珍しい存在で、日本で現役なのは私が調べた限りですが、業務用を含めて30箇所足らず、鉄道用にいたっては四日市臨港線の末広橋梁の1箇所だけと寂しい限りです。

Img_0705

港町でもあるサンフランシスコには、やはり可動橋がありました。私が確認できたのは2箇所4つの可動橋。しかもそのうちの3つはは鉄道併用橋でもあるのです。これは見に行くしかありまい!。

Img_0715

私が選んだのは3rd St Bridge。サンフランシスコジャイアンツの本拠地、AT&Tパークのライト側場外の場所にあります。橋が出来たのは1933年。鉄骨を組み合わせた無骨なスタイルと、コンクリート製の巨大なバランスウェイトが特徴の跳開橋でした。

この橋より奥が、巨大なドック形状の入り江になっています。以前には貨物船が出入りしたのでしょうけど、サンフランシスコ湾のサンフランシスコ市側の倉庫街に活気がなくなってしまった今日では、この可動橋が動く機会は少ないかと思います。ただ可動時に道路を遮断する交通信号が点灯していたので、可動橋としての機能は維持されているようです。

Img_0683

3rd St Bridgeの入り江の奥にあるのが4th St Bridge。4車線の3rd St Bridgeに比べて3車線ぐらいの小ぶりな跳開橋ですが、こちらにはサンフランシスコのライトレール(メトロ)のTラインが通っています。

Img_0684

架線のある鉄道路線と可動橋の組合せは、日本では私が知る限り国鉄(JR)桜島線と東京の勝鬨橋(東京都電)ぐらい。前者は橋自体が撤去、後者は路線が廃止されて軌道と架線が撤去されたのはご存知の通りで、可動橋と軌道と架線の具合がどうなっているのか?は興味深いです。

Img_0702

あれこれ観察しているうちにライトレールの車両がやってきたのでカメラに収めました。

Img_0687

Img_0689

かつて国鉄佐賀線が行き来した筑後川昇開橋では、レールのぶれや隙間を調整する締結装置が装備されていましたが、こちらには無いようです。もしかしたらレールの横にあるボックスに何らかの調整装置があるのかもしれません。それでも可動部と固定部の接続部のレールは隙間が大きいようで、派手なジョイント音を出しながら通過していきました。

2009年10月21日 (水)

ラブリッジ

列車で青森、とくに夜間の到着になると、迎えてくれるのは三角のビル「アスパム」と港に架かるベイブリッジです。

02_3

ベイブリッジは青森駅と青函連絡船が出航した青森港を跨いでいます。ベイブリッジの下はマリーナになっていて、遊歩道とベイブリッジの模型のような斜張橋がかかっています。

04_3

見ての通り遊歩道にかかる小さな橋。「ラブリッジ」という思い切りベタな名前が付いています。でもこのブログで紹介するのですから単なる橋ではありません。このラブリッジは動くのです。よく見ると歩道を遮断する門扉が用意されています。

可動橋には色々なパターンがありまして、橋が跳ね上がる跳ね橋、回転する旋回橋などがありますが、このラブリッジは橋全体が台車に乗っていて必要時には横滑りして航路を確保する引込橋で、引込橋は私が知る限りでは日本では唯一の存在です。05_3

このラブリッジの心臓部。橋を移動させるための動力部と、敷かれているレールです。このレールに従ってラブリッジは動くのです。

しかし!、青森を訪ねるたびにラブリッジを渡っていますが、ラブリッジが開いて航路を確保している姿を見たことがありません。それどころか操作室に人が居るとか、もっとそれ以前にマリーナに船が入っているところも見たことが無いのです。もしかしたらラブリッジは必要の無い機能をもっている「開かずの橋」で、大阪の夢舞大橋のように可動するのは定期点検の時だけという存在なのかもしれません。いつか動いているところを見てみたいです。

2009年7月31日 (金)

生地中橋

富山のイベントの帰りに黒部漁港がある生地に寄ってきました。私が訪ねるのですから妖しいものがあるのです。それは漁港の入口に架かっている生地中橋です。

01_2

陸側(漁港側)から見ると、ごく普通の鋼製の橋です。

02_2

反対側(海側)から見ても普通の橋です。

しかし橋の西詰めに妖しい建物が建っています。実はこの橋は可動橋なのです。 制御室がある建物側を軸として橋が旋回します。

03_2

その証拠として橋の操作に関する掲示板を紹介しておきましょう。私が訪ねた時には「但し、必要のない時は操作しない」時間帯だったようで、動く気配は全くありませんでした。動く姿が見たかっただけに残念です。

この生地中橋は可動回数が多くて、多くのサイトやブログで紹介されています。でも「日本唯一の旋回橋」といった感じで間違って紹介されているケースが多いようです。 私が現地で入手した黒部市商工観光課と黒部・宇奈月温泉観光協会が発行した街歩きマップにも「日本初の旋回可動橋」として記載されています。旋回式可動橋ならば鉄道用の和田岬線のものが有りますし、道路用では天橋立の小天橋や羽田旋回橋があります。ただしこれらは旋回軸を中心に回転するもので、片方の岸に軸を置いて旋回するのは、東京都の新砂水門や尼崎市・尼ロックといった業務用ぐらなもので、「片持ち式」と限定するならば日本で唯一かもしれません。

英語では、Swing bridgeと呼ばれているようです。私の手持ち画像から紹介しましょう。04

ドイツのケルン市、ライン川沿いの河港に設置されていたものです。橋の重心に回転軸を設定してるもので、生地中橋とは構造的に違いますが、Swing bridgeの雰囲気を解っていただけるかと思います。

2009年1月21日 (水)

石橋記念公園

鹿児島市内に石橋記念公園があり、古い石橋が3つ保存されています。以前に市内の甲突川に架かっていたのですが、豪雨で被害を受けたため、この地で復元、保存されたのです。

01

こちらはメインの西田橋。石造りの見事なアーチが連なっています。背景にはもちろん鹿児島のシンボルの桜島がバーン。

02

橋の下は親水公園になっていて、子供達の水遊び場になっています。

04

西田橋と合わせて、西田橋御門が復元されています。大河ドラマ『篤姫』のロケでも使われましたから、御覧になられた方も多いのではないでしょうか。

03

こちらは3つの石橋のひとつ、玉江橋。こちらも良い雰囲気です。他にも高麗橋があります。

2008年8月21日 (木)

若戸大橋と汽船

門司港レトロ地区から少し移動して戸畑で下車。洞海湾にかかる若戸大橋が目の前にその姿を誇示しています。1962年に開通して、当時は東洋一の吊り橋と称えられた若戸大橋は、北九州工業地帯のシンボルです。

02

若戸大橋には歩道が設けられていましたが、車道拡張の為に廃止されてしまいました。だからという訳では無いのですが、若戸大橋の足元では、地元の方の足として若戸汽船が活躍しています。料金は100円。かつては無料だったようです。

01

この種の安価or無料の渡し舟、フェリーの類は、私が住んでいる東京や北日本では珍しいですが、西日本にはあちこちに存在しています。いつもは汽車旅一辺倒の私でも、たまには船旅を楽しんでみたいものです。

ただし、100円の船旅はあっさりと終わってしまいます。距離にして300メートルぐらいでしょうか。地元の方はさっさと下船して、それそれの目的地に散っていきました。

03

さて、下船した若松では、かつて使われていた古い建物を観光資源として保全しているようです。既に多くの建物が建替えられているので、スポット的な存在ですが、このような動きは大歓迎です。 観光マップも配布されていたので、建物に興味ある方は訪ねてみてください。

2008年8月20日 (水)

ブルーウィング門司

先日紹介した門司港レトロ地区に、珍しい橋が架かっています。それはブルーウィング門司。レトロ地区の船溜まりと海峡の境に架かっているのですが、大きな船が通行できるように跳ね橋形式の可動橋になっています。

Photo_3

可動橋の形式として珍しいのは、斜張橋形式の親橋と、単純な構造の子橋がセットになっていることでしょうか。日中は1時間に1回のペースで開閉が行われています。

02

こちらはブルーウィング門司をくぐって船溜まりへ進んでいく関門海峡の観光船。背が低いのでブルーウィング門司が降りた状態でも通行出来ます・・・・というより通行している多くの船がそうで、観光的な要素がとても強い可動橋でもあります。でも大きな橋がグググって動いていく姿は橋好きにはたまらないです。

2008年8月 8日 (金)

水門橋

三次ベッケンビールを訪ねた夜は広島市に泊まり、翌日は山陽本線で下関へ。この日の予定は特に無いので、以前から気になっていた水門橋を訪ねてみました。

下関駅からは彦島方面へのバスが頻発しているので利用した方が良いのでしょうが、無知な私はてれてれ歩いて行きました。夏の直射日光でバテバテになってしまいましたよ。

01

さて目的の水門橋。架かっている場所は、関門海峡と日本海側との小さな海峡になっています。潮位差があるので閘門を設けて船の通行をスムースにしています。可動橋と閘門の組み合わせは、山陰の中浦閘門もありましたけど、こちらは淡水化事業が断念されたので、撤去されてしまいました。という訳で日本では稀有の存在なのですが、このような施設に注目する方は、あまり居ないようです。

02

水門橋は、橋が垂直に上下する昇降橋です。2車線の道路が渡る橋が動き出すのです。これは必見です。もちろん橋が動き出す際には道路は封鎖されて通行止になります。

以下は余談です。

03

日本の最西端にある下関。鉄道ネットワークでも重要です。本州と九州の連接点であるだけでなく、下関の漁港に上がった海産物を東京へ運ぶ重要な拠点になっていました。今では役割を終えた線路の跡が水門橋の前を横切っています。往時の栄華を想像するには、雰囲気が十分です。

可動橋が好き

先日の記事で、橋が好きと書きました。日本全国に数多くある橋のなかで、とてもマニアックなものが可動橋です。船舶を通過させるために、橋が跳ね上がったり、上昇したりして、橋の姿を変えるのです。

日本は地形の関係で内陸航路はあまり発展しませんでした。その為か可動橋の数は、あまり多くありません。鉄道用について現存するのは三重県四日市市の貨物線の1箇所のみで、道路用でも私が知る限りでは下記の橋だけです。

道路用(現役)
青森市・ラブリッジ(移動橋)
東京都。羽田可動橋(旋回橋)
東京都・アーバンゲートブリッジ(2葉跳開橋)
東京都・新砂水門(旋回橋)
神奈川県・新大扇橋(跳開橋)←業務用
魚津市・生地橋(旋回橋)
名古屋市・大江川橋
名古屋市・(跳開橋)
四日市市・千歳運河・臨港橋(跳開橋)
紀伊長島市(昇降橋)
大阪府・夢舞大橋
尼崎市・東高洲橋(跳開橋)
尼崎市・丸島橋(跳開橋)
尼崎市・尼ロック(旋回橋)←業務用
神戸市・はねっこ橋(跳開橋)
西宮市・御前浜可動橋(2葉跳開橋)
宮津市・天橋立の小天橋(旋回橋)
豊岡市・都大橋(跳開橋)ほぼ固定
防府市・錦橋(旋回橋)
愛媛県長浜町・長浜大橋(跳開橋)
高知県夜須町(跳開橋)
徳島県徳島市・(跳開橋)
北九州市・ブルーウィング(2葉跳開橋)
長崎県・ハウステンボス、園内各所
本渡市・瀬戸開閉橋(昇開橋)

Photo 

北九州市・ブルーウィングのように、観光用としてはともかく、実用的には?と思える橋から、長崎県のハウステンボスには完全に観光用のものもあります。可動橋としての機能を廃止して固定化されている?ものもあります。

画像は愛媛県の伊予長浜にかかっている長浜大橋。川を渡るという本来の橋としての機能は、新しい橋に主役を譲っていますが、歴史的に貴重なものである、地元の方の往来に利用されているという理由から、可動状態で保存されています。

いつか全ての可動橋を、橋が跳ね上がった状態の時に訪ねてみたいです。

より以前の記事一覧

最近のトラックバック

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30