【イギリス】マン島の登山電車はフェル式
スネーフェル登山鉄道はフェル式の登山鉄道システムを採用しています。これは通常のレールの間に第3のレールを水平方向に設けて、それを挟み込むことで登攀力を高めるものです。他の登山鉄道のシステムと違うのは、第3のレールに歯が付いてないこと。登山鉄道のシステムとしては簡易なもののようで、スネーフェル登山鉄道では、計画時の蒸気機関車から電車に変更されると、第3のレールは非常用のブレーキとして使われています。最大勾配は1:10で、多くの勾配は1:12(約83パーミル)とのことです。
床下の台車を覗き込みます。水平方向の車輪が取り付けられていますが、モーターと接続されておらず、案内用のローラーのようです。
運転台の下には、フェル式のレールを挟み込むハンドブレーキが付いています。非常時には運転手さんと車掌さんが操作して、暴走を止めます。
さらに台車を覗き込みます。モーターと車軸の間に継手がが見えます。もしかしたらツリカケ駆動ではなくて、カルダン駆動の一種かも。私に技術力と英語の語学力があれば、あれこれ尋ねたいのですが、ここまでです。
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