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2016年8月の9件の記事

2016年8月22日 (月)

中国地方の失われしビール

三江線の汽車旅で、出発地の江津にクラフトビール醸造所があったのはラッキーでした。これで私の三江線の汽車旅に彩りを添えられたようです。実は終点の三次にも三次ベッケン(ベッケンとは盆地の意味)ビールというクラフトビールの醸造所があったのです。

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今回に限らず中国地方を汽車旅していると、三次という町には立ち寄ることが多いです。それは多くの路線が集まる場所というだけでなく、三次ベッケンビールという、とても美味しいビールがあったからです。しかも駅から徒歩10分弱の好立地で、料理も美味しかったのですが、残念ながら廃業してしまいました。

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西出雲駅前にあった出雲路ビールが好きで何度か通いましたけど、廃業してしまいました。親切にしていただいたブルワーさんは元気かなー。

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山陰地方には多くのクラフトビールの醸造所がありました。今回の汽車旅のコースでは山陰本線鳥取県の浦安に東伯麦酒、境港市の余子には夢みなとビールが、島根県に入れば安来の尼子MALLKビール、西出雲に出雲路ビールが、広島県の三次には三次ベッケンビールがありました。私は2年ほどで早々と廃業してしまった尼子MALLKビール以外は訪ねています(笑)。

特に出雲路ビールと三次ベッケンビールは業界内でも評判が良く、もう少し我慢していれば、ここ数年のクラフトビールのブームに乗って、中国地方の雄として注目を集めていたことでしょうし、今回の私の旅程も大きく変わっていたでしょう。

2016年8月21日 (日)

三江線

今回の旅行のメインイベントの1つ、いよいよ三江線に乗車します。

江津15時17分→18時47分三次

この列車は時間帯も良く、途中駅での乗継や長時間停車も無く、効率よく三江線を乗り通すことが出来ます。その反面、3時間半におよぶ車内の中で、車内販売どころか駅前の売店が全く期待出来ない三江線では事前の準備が必要です。

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出発地の江津駅には売店が無くジュースの自動販売機があるだけ。駅前には営業している酒屋がありませんでした。この状況は石見麦酒を訪ねる際に見ていたので、石見麦酒を訪ねた後に江津市役所あたりにある農協系のマーケットで昼食とビールを購入して三江線へチャレンジです。

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三江線は100キロを越える長い路線で、私も平成初期に1度乗っただけです。再乗車に際してはガイドブックが欲しいと思っていたら、江津駅で無料の冊子が配布されていました。沿線自治体が作ったもののようで、今流行の鉄道むすめがガイドしてくれます。

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三江線は残念ながら平成28年度末で廃線が確定的になっています。JR西日本のキハ120という小さなディーゼルカーが1両で運行されていました。お盆休みなので普段とは客層が違うかとは思いますが、30人ぐらいの乗客の内訳は、一見して解る乗り鉄系の鉄道ファン(笑)、夏休みということでお試し(お別れ)乗車の家族連れ、ごく少数の地元の方でした。買物袋を下げたオバチャン2人のうち1人は最初の江津本町で降りてゆき、もう1人も数駅先で降りてゆきました。残るは三江線にとっては部外者の旅行者だけ。夏休みで地元の生徒さん学生さんが居ないということを割り引いても、三江線の閑散ぶりは推して知るべしです。

三江線では江津から三次まで江の川に沿って走り、その悠々たる流れを見ることが出来ます。三江線は車窓の変化に乏しい地味な路線と言われていますが、江の川の景色は全く見飽きることがありません。木次線のように観光トロッコ列車が走っていれば面白いのに、様々な表情を見せる江の川を三江線の観光資源に活かせなかったのか、今さらながらとは思いつつ残念な気持ちを持ちながら三江線の汽車旅を終えたのです。

2016年8月20日 (土)

石見麦酒訪問記(本編)

もっと乗っていたい快速アクラライナーを江津で降りて、石見麦酒を目指します。駅からの道のりは2Km弱で歩けない距離ではありません。スマホの地図アプリに目的地を入力して歩け歩けです。

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しかしながら夏の炎天下で数日分の荷物を抱えて歩くのは、なかなかハードでした。おまけに地図アプリが示すルートは江津の住宅街を示しているので、大丈夫?と心配になりますが、歩き始めて30分弱で石見麦酒の醸造所に着きました。

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醸造所は江津市の地場産業振興センターの一角にあります。江津市の起業コンクールに入賞したので、このような好立地の場所に入居できたとのことです。

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現地でも試飲出来るスペースがあるのですが、場所が場所だけに醸造所での販売はオマケのようなもので、外販や出張販売に力をいれているようです。たまたま前日に江の川の花火大会が行われていたので、その片付けに大忙しの醸造所を訪ねたのはタイミングが悪かったですが、それでも丁寧に対応していただきました。

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好意に甘えて醸造設備を見学させていただきました。1回の仕込みは100から150リットルでクラフトビール業界でもかなり小規模な設備です。創業者であり工場長は設備関係の仕事をされていたので工作は得意で、麦芽を粉砕するミルは殆ど自作して費用を抑えたとのことです。

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石見麦酒で一番面白かったのは、ステンレス製の発酵タンクを使わずに市販されている業務用の恒温器と食品用のビニール袋を使って発酵させています。恒温器内に複数の温度センサーを取り付けてコンピューター管理している。

最大150リットルの規模でしたらアメリカでは自家醸造のレベルです。識者に訪ねたら、アメリカの自家醸造ではこのような手法が使われている、でも商用ベースでは聞いたことがない、とのことでした。

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この手法の良し悪しは私には解らないけど、飲んだ石見麦酒はかなりイケているので、今後の展開が楽しみです。

2016年8月19日 (金)

石見麦酒訪問記(前編)

青春18きっぷを使っての中国地方の汽車旅は3日目で、最終日になります。この日のメインの目的は2016年度末での廃止が確定的になっていた三江線に乗ることでした。タイミング的に私にとってお別れ乗車になります。

運転本数が少ない三江線にのるには乗継ぎが限られているのでプランが確定したかと思った頃に思わぬ伏兵が現れたのです。三江線の出発地である江津にはクラフトビール醸造所があったのです。ブランド名は石見麦酒です。東京に住んでいる私にとって島根県西部エリアにはなかなか縁がありません。ましてや三江線が廃止になると、次の機会が何時になるか自信が有りませんので、今回あえてスケジュールに組み込んでみました。当日の私のプランは下記の通りです。

米子08時30分→10時50分江津(快速アクアライナー)
石見麦酒訪問
江津15時17分→18時47分三次

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山陰本線の島根県の車窓、特に夏は好きで、何度も乗っていますし、今回もスケジュールに組み込んでいます。せっかく乗るのですから海側(進行方向右側)の席は是非とも確保したいです。この日の宿は米子に取っていたので、早めに米子駅に行ってお目当ての席を確保しようとの目論見だったのですが、朝風呂に入って朝食をとっていたらすっかり出遅れてしまい、間もなく発車しますというアナウンスが流れている中で改札口を抜けるという失態で、もちろんめぼしい席は既に埋まっていました。もっとも30分後の松江で乗客が入れ替わったので、難なく右側の席を確保出来ました。松江から先の宍道湖の眺め、西出雲から先に広がる夏の日本海の眺めは何度見ても飽きないです。いつもなら缶ビールを開けて一人で悦に浸っているところですが、今日は次があるので我慢です。

2016年8月18日 (木)

大山Gビールを飲みに行くが…

松江地ビールの次は大山Gビールです。遠方から山陰のクラフトビール巡りをする時には、この2箇所をセットにするのが定番で、私も何度か実行しています。

大山Gビールを訪ねるには難度が高いです。というのは通年運行している公共交通機関が無いのです。夏休みや秋の行楽シーズンに運行される観光循環バス大山ループバスを使うのが殆ど唯一のアクセス手段でしょう。

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大山の観光スポットを廻るので時間がかかるのが難点ですが、ガイド放送を聴きながら大山の車窓を眺めるのは楽しいものです。米子駅から1時間少々、大山Gビールに到着してレストランに突撃したら、お昼休みでした。

お盆休みで曜日の感覚が狂っていたとはいえ、営業時間の確認をしなかったのはうかつでした。とはいえ此処まで来て手ぶらで帰るわけにはいきません。幸い売店は営業していたので、事情を話して瓶ビールを購入して、店内に有ったベンチで飲ませていただきました。

2016年8月17日 (水)

ビアへるん

2日めは松江と米子をウロウロ。移動距離が短いので18きっぷを使わずにします。

松江の待ち歩きからスタートです。城下町の松江は夕陽が綺麗な宍道湖と、堀の水が巡らされた美しい水の都です。早めに宿を出て、国宝の松江城から城下町の武家屋敷を散策しました。

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城下町の散策には周遊バスの「ぐるっと松江レイクライン」が便利です。堀川めぐりの遊覧船と古い建物は絵になります。バスは派手な色に塗られて、乗っていてちょっと恥ずかしいですが(笑)、チョイ乗りして適当な場所で降りて、適当に歩くの繰り返しで、松江を楽しみます。

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さすがに暑いので喉が乾きました。まだ午前中ですが、夏休みだから飲んでも良いですよね。美味い具合に小泉八雲記念館の近くに松江地ビール「ビアへるん」さんの醸造所があるのです。

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醸造所のある松江堀川地ビール舘の1階が土産物屋で、立ち飲みのカウンター席があり、「びあへるん」さんが飲めるのです。

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松江地ビールといえば縁結びスタウトでしょうけど、限定醸造シリーズの第一弾EX001は私好みでとても良かったです。

この地を初めて訪ねたのは2000年の夏で、2007年頃には足しげく通っていました。そのおかげで社長さまの御家族とは仲良くさせていただいています。今回も訪問する旨を連絡しておいたので、挨拶させていただきました。そして社長婦人にはご馳走していただき、とても酔い気分です。

2016年8月16日 (火)

タルマーリー訪問記

津山まなびの鉄道館の見学は面白かったですが、真夏の屋外での見学はとても暑かったです。それに未だ昼食をとっていないのでお腹が空きました。普段なら駅近くのレストランでランチ&ビールか、コンビニで弁当&ビールというとこですが、今日は次の目的地があるので我慢です。

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因美線に乗って1時間ほど、岡山県から鳥取県へと越えた最初の那岐駅で途中下車します。無人駅ですが2面2線の交換可能ですが、このエリアは過疎化が進んでいるようで閑散としています。降りたのはもちろん私一人です。

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この那岐駅の雰囲気がとても良いです。かつては蒸気機関車が交換したホームはゆるやかにカーブして、無人駅になってしまいましたが木造の駅舎も残されています。那岐駅が開業したのは昭和7年7月1日とのことで、鉄道輸送が華やかだった古き良き時代の写真が通路に展示されていました。

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那岐駅から徒歩10分ぐらい。今まで乗ってきた線路を引換えすように並行している県道を進みます。人影は全く無く、県道沿いにある民家も廃墟になりつつあります。目印にしていた那岐小学校は1907年に創立された歴史ある学校ですが2012年に閉校になってしまいました。

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人が集まる集落から自然に帰りつつエリアの豊かな自然環境を求めて、自家製パンとビール店タルマーリーが開業したのが2015年06月とのこと。ビール業界でも美味しいという噂を聞いていたので、今回訪ねることにしたのです。

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那岐小学校の隣り、同じく閉園された幼稚園にタルマーリーの施設が入っています。かつて園児が遊んでいた庭を見ながらビールを飲むことが出来、なかなか良い雰囲気です。

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肝心のビールはかなり頑張っていますし、あて代わりに頼んだパンも美味しく頂戴しました。自家製ピザ生地を使ったピザも美味しいらしい。野生酵母を使ったペールセゾンやカモミールセゾンはとても美味しいです。鉄道交通が便利な場所であればまた訪ねたいビール屋さんですが、駅から徒歩圏内とはいえ訪ねづらいのです。この環境で造られているので美味しいのでしょうと納得はしましたが、次回の訪問があるのはいつのことやらと思ってしまいます。

この日は因美線を進み、智頭18時11分→19時07分鳥取19時09分→とっとりライナー→20時43分米子20時58分→21時32分と接続も良く、この日は大満足で安宿に入ったのでした。

2016年8月15日 (月)

津山まなびの鉄道館

青春18きっぷを使って中国地方をぐるっと一回り、今回のスタートは岡山です。最初の目的地は津山の津山まなびの鉄道館です。岡山からは津山線で60キロほど。津山線は特急列車が走らない地味なローカル路線ですが、快速ことぶきが岡山→津山に7本、津山→岡山に8本運転されているので、なかなか便利です。私は岡山09時42分→10時50分津山の快速列車を使いました。1時間少々の汽車旅です。津山線にもJR西日本ローカル線にありがちな徐行区間がありますが、この快速の表定速度51.79km/hで、単線非電化にもかわらず健脚を発揮しています。

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津山は津山藩の城下町で中国地方内陸部の都市であるだけでなく、津山線、姫新線、因美線が集まる鉄道の町でもあります。鉄道輸送が盛んな頃には蒸気機関車がたむろする機関区が置かれ、盆地の津山に汽笛の音を響かせていたとのこと。津山まなびの鉄道館へ行く前に津山駅を眺めます。今のディーゼルカーには不釣合いな長いホームと木造のホーム屋根と、蒸気機関車こそいなくなりましたが現在でも駅に隣接して車両基地があるのも、鉄道駅としての雰囲気が残っています。かつて津山機関区にあった扇型庫が保存され整備公開されているのが、今回の目的地である津山まなびの鉄道館です。

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津山まなびの鉄道館へは津山駅から歩いて15分ぐらい。お盆休みなので家族連れの姿が目立ちます。入場券として渡されるのは硬券で、ダッチングマシンで日付を入れ鋏を入れる作業は古きよき鉄道の風景を再現しています。

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展示車両は灰色の鉄筋コンクリートの扇型庫に収められています。ただ扇型庫の耐震の関係で扇型庫には入ることが出来ず、車両の顔だけしか見ることが出来ません。それだけではと津山まなびの鉄道館も思ったのでしょう。定期的に車両を扇型庫から出して転車台に乗せて屋外展示しているのです。これが津山まなびの鉄道館の呼び物になっています。私が訪ねた日はDD15形ディーゼル機関車がラッセルヘッドを付けたまま転車台に乗っていました。

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私が訪ねた8月15日は月曜日で本来は休館日でしたが、お盆なので開館していました。翌日は休館日なのでDD15を扇型庫に収納しなければなりません。その作業は見応えがあるものでした。DD15は500馬力のエンジンを2台積んだ機関車ですが、保存車両なので自走は出来ない状態で、重さ60トン級のDD15を扇型庫に収めるには重さ4トンのアントと呼ばれる車両移動機の手助けが必要です。小さなアントがDD15に取り付きます。そしてDD15が納まる番線へ転車台が回されるとアントが大きなDD15を扇型庫を押し込みます。一連の作業は見学者の注目の的で、格好のイベントになったようでした。

2016年8月14日 (日)

MARCAさん訪問記

2016年夏の旅行は中国地方に行ってきました。

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スタートは岡山ですが、金が無いので東京から青春18きっぷでの移動になります。初日は東京から岡山までひたすら移動ですが、それだけではあんまりなので、途中でクラフトビール巡りをしました。最初はほぼ中間地点の名古屋でY,Marketさんを訪ねようかと思っていたところ、未訪問のブルワリー&パブのMARCAさんがイベントを開催して昼間から営業しているとのことで、急遽スケジュールに組み入れました。

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最寄り駅は大阪市の地下鉄の西長堀で、中小企業の工場や事務所がある大阪都心の下町エリアです。夏休みの日曜日だったので、普段は活気のある町なのでしょうけど、この日は落ち着いていました。

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関西のクラフトビール業界で、最近耳にするMARCAさんは意外に小規模でした。間口が狭くて奥行きが長い、典型的な都心部の雑居ビルの1階に入っています。この日は6種類ぐらいのビールが出されていました。全てを飲んだつもりですが、大阪までの車内ですでに出来上がっていたので、ビールのメモは忘れました。また次回にしましょう。

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大阪クラフトビール界の名物、トイレットペーパーがMARCAさんにもありました。

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