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2015年8月21日 (金)

路線バスで西米良村へ

延岡市から宮崎市に移動して宿泊したのは、翌日の旅程に備えるためです。今回のバス旅3回目の九州横断ルートに挑戦です。宮崎市~西米良村~熊本県湯前町というルートはJR時刻表大判に掲載されています。中継地となる西米良村の村所という地名を聞けば、あぁあそこかと思い出す方も多いでしょう。

宮崎市から西都市バスターミナルへはもちろん宮崎交通のバスです。市内中心地交差点の近くのバス停で待っていたら、バスがなかなか来ないのです。20分ぐらいの遅れでやってきました。私のイライラ以上に西都市バスターミナルからの乗継時間が限られていたので、ここでも心配してしまいました。ホテルで早く目覚めてしまい、予定より早めのバスに乗ったのが結果的に幸いしたようです。予定していた乗継では間に合いませんでした。

西都市では土砂降りでした。西米良村ゆきのバスに乗ったのは3人でした。1人は用務が有るようなオッサン、1人は旅行者らしい青年、最後の1人は最前列に座っている私です。結局この3人は西米良村の村所まで乗り通すことになります。

西都市バスターミナルから15分ほど進んで、杉安のバス停で時間調整で小休止です。古い汽車旅の方ならここまで妻線が通じていたことを思い出すでしょう。私も1度だけ乗ったことがありますので、バスの車内から見える廃線跡に興奮してしまいました。

かつての妻線は杉安より先には進めませんでした。それはバスに乗っていればよく解ります。杉安は宮崎市から続く平野が尽きるところで、ここから先は山岳区間になるのです。発車してすぐに一ツ瀬川を渡ります。此処から上流側が杉安渓谷と呼ばれている景勝区間で、これからバスは延々と一ツ瀬川の流れに付き合うことになります。

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妻線の終点だった杉安を発車して、いよいよ西米良村の村所を目指します。これから延々と走る国道219線は米良街道と呼ばれ、この地域の交通の主要幹線道路です。一ツ瀬川に沿うように走ると急坂が続き、一気に高度を稼ぎます。このあたりは杉安峡と呼ばれている景勝地で、バスは急流の一ツ瀬川を見下ろしながら走る、、、はずなのですが、あいにくの雨で景色は今ひとつでした。

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この一ツ瀬川は大小のダムが作られて、ダム湖への急坂を登り、付け替え区間のトンネルをくぐり、ダム湖沿いの平坦でも急カーブが続くを走るを延々と繰り返します。この区間での乗降は全く無く、出発した時からの3人で走り続けます。バスのルートにある最大なダムは一ツ瀬ダムです。その直前で地元の婆さんが何も無いバス停から乗ってきました。普段着の婆さんが何処に行くのだろうと思っていたら、走って数分の瓢丹渕郵便局がある小さな集落で降りてゆきました。これまでバスの車内から集落の気配は全く感じませんでしたが、帰宅後に国土地理院の地形図を閲覧したら、車窓から見えない小さな集落が点在しているようです。

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一ツ瀬ダムは巨大で、広く続くダム湖がようやく細くなった頃にトンネルを抜けて、西都市を抜けていよいよ西米良村に入りました。といっても景色が変ることもなく、相変わらず一ツ瀬川沿いの風景を繰り返します。出発してから1時間以上が過ぎ、そろそろ終点の村所が近づいてきたはずですが、相変わらずの一ツ瀬川の流れと、それが侵食した深い谷を走っていきます。

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そして変化は急に現れました。国道沿いに中古車販売を兼ねた自動車修理工場が現れました。それを機に民家が軒を連ねるようになりました。民家が商店になり、鉄筋コンクリートのビルのような建物が見えたかと思ったら、それが西米良村役場とバスターミナルを兼ねた農協でした。

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