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2015年6月26日 (金)

ワルシャワのトラムの車両たち

ワルシャワのトラム網は広くて、多くの車両たちが活躍しています。

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これは主力車両の1つ、ポーランドKonstal社製の105Na型。1000番台の番号が付けられていたので、私は1000型と勝手に呼んでいました。車体の塗装は黄色と赤を使い、車体上半分と下半分で塗り分けるのが旧型で、

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車体の下部だけ赤色に塗ったのが新しい塗装のようです。

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多くの場合は2両編成で運用されています。車両番号が連番で組まれているので、固定編成になっているようです。2両目の運転台は殆ど使われていないようで埃をかぶっていましたし、運転台上部の空調機器も装備されていません。ただ乗客の少ない系統では1両の運用もありました。この1両で運行されている車両は車体前面に連結運転用の電気ケーブルを接続するプラグが残されています。

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乗降用のドアは車体右側に3箇所あり、最前部は乗務員用のドアで、此処からの乗り降りはかなり窮屈です。ドアの下部が明かり取りのガラスになっているのが原型のようで、上の画像の車両はワルシャワのトラムで見た車両達のなかでは一番古いスタイルを保っているようです。詳しく見ると2両目の車両のパンタグラフはシングルアームではなくて、菱形です。

多くの車両が活躍していたので、リニューアル車両が多く活躍しています。

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これは元の車両のイメージを残しているグループで、ドア周辺が主にリニューアルされています。

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こちらは後に投入された新しい車両群と似たようにリニューアルされた車両です。車体だけでなくモーターなどの電機品も新しいものに交換されています。窓周りにオリジナルの面影を残していますね。

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こちらは後に投入された新しい車両です。低床車両が登場した後の登場なのでワルシャワの車両群の中では少数派です。


ワルシャワでも低床車両の導入が進んでいます。

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こちらはKonstal社の116Naという全長24mの3車体の部分低床車です。

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この車両は30編成が製造されました。ヴィスラ川への下り坂を思い切り飛ばしているシーンが印象に残っています。

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現代のトラムの主流である全低床車は、もちろんワルシャワにも投入されています。Konstal社から同じくポーランドのPesa社に製造メーカーが変わり、2007年から120N型が投入されました。顔が怒っているのが特徴です。5車体3台車の構成です。

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こちらは2009年から投入された改良版で120Na型です。5車体3台車の構成は同じですが、パンタグラフの位置が変わり、表情がおだやかになりました。

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ワルシャワのトラムは右側通行でドアは右側だけ、運転台は進行方向だけ、日本の感覚ですとバスと同じですが、少数ですが前後に運転台が装備され、両側にドアが装備されている編成が走っています。これを120NaDUOと呼ばれています。

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これら低床車両の車内の画像はこちら。低床車両なので車輪のスペースが車内に大きく出ています。そこにシートを配置するのは他メーカーの低床車両と同じですが、このこのPesa社120シリーズでは線路に対して斜めに設置されているのが特徴的です。

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最後にPesa社から投入された最新鋭の車両を紹介しましょう。ネット上でも紹介されていない新しい車両ですが、11番まで番号が付けれれているので、これからも続々と投入されるでしょう。代わりに、この項の最初で紹介した古い車両達が引退することになります。

ワルシャワだけでなく、東欧諸国のトラムでは西欧諸国に遅れましたが、古い高床車両から低床車両への置換えが進行中です。新旧さまざまなトラム車両が走っているのが、東欧諸国の今で、トラム好きな方にはお勧めです。














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