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2013年6月 4日 (火)

トラムは王宮への坂を駆け上がる

ガイドブックのチェコのページを彩るのは、ブルタヴァ(モルダウ)川と、川にかかるカレル橋。それらを見下ろすようにプラハ城とヴィート大聖堂という構図は、どの本でも目にします。

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とても魅力的な観光地であり、私も訪ねたのですが、、、、鉄道ファン的に興味をひくのは、市内を元気に走るトラムの存在でしょう。

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幸いなことに、これら観光スポットはトラムで回ることが出来ます。丘の上に経つプラハ城とヴィート大聖堂へと駆け上がる、ヘアピンカーブを交えた急坂は、トラムの格好の撮影スポットです。自家用車を抑えて力走しているのは、プラハで造られたタトラカーT3型です。

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丸っこくて愛嬌のあるスタイルのタトラカーT3型は共産圏の標準型トラムとして大量生産されました。Wikipediaによりますと「1960年から1989年にかけて、計13991台が生産された」という大ベストセラーで、ソ連や東ドイツでも活躍していました。タトラカーといえばこのT3型を指すほどポピュラーなものです。丸みのある車体に不釣合いなほどの大きなパンタグラフが特徴的です。

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アメリカのPCCカーの影響を受けたタトラカーT3型の走行性能はかなり良いです。発車の加速には何かにつかまっていないとよろけるほどです。

プラハでのタトラカーT3型は、片運転台(終点ではループ状の線路配置で方向転換する)、進行方向右側に4枚折戸の出入り口が3箇所というスタイルにほぼ統一され、2両連結で運行されていることが殆どです。

さすがに、今日では西欧系の車両に淘汰されつつありますが、プラハでは製造メーカーの工場があった関係で、未だに主力として使われています。車体は赤とアイボリーに塗りわけているのは共産圏時代(もしかするとそれ以前から)からの伝統的なもので、失礼ながら野暮ったい塗装は古い街並みに合っているのかもしれません。

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