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2011年10月の16件の記事

2011年10月20日 (木)

【San Francisco】ケーブルカーの技術的疑問

楽しく乗ったケーブルカーですが、乗れば乗るほど「ここはどうなっているのだろう?」という技術的な疑問は深まるばかり。それを解決する前に楽しかったサンフランシスコ旅行も時間切れになってしまいました。

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新しくないケーブルカーですから最新技術を使っているわけはなく、目に見えるところは見ての通りで解るのです。解らないのは路面下に隠れている部分、具体的にはケーブルがいかに働いているか?ということです。

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例えば、地形の関係で張力を持ったケーブルが浮き上がってしまう場所で、どのようにケーブルを保持しているか?という点。ローラーで保持しつつ、ケーブルカーが通過する際には保持を外す、そのメカニズムが知りたいのですが、その装置は路面下に入って見れません。

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路面上に見えているグリップの切り取り、点検用のハッチの形状を見ると、少なくとも2種類の保持装置があるように見えます。どのように使い分けているのか???。

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またカーブ区間でケーブルの張力と牽引力がどのように案内されているのか?も興味ある。区間を小分けにして小さなローラーを並べているのだろうか。路面に空いているハッチを開けて見たいという衝動にかられます。

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ケーブルだけでなく、時おり見られる不可解な3線区間は何故に存在するのか?。1本のレールを両方で使うケースはインクラインなどで見たことがありますが、溝付きレールを使っているサンフランシスコのケーブルカーでは両方に溝が付いている、きわめて特殊なレールを使っています。何故にこうしたのか?。ガントレットのような4線区間でも良かったのでは?。

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ケーブルの配置、パワーステーションになっている車庫の配置の関係でパウエルハイド線とカリフォルニア線との間に回送用の連絡線があるのは解ったけど、こちらにも例の3線区間がある。また回送車両がどのケーブルを掴んで、またケーブルを放して坂を下り、どのように渡り線を動いていくのかも、解ったようで解らない。

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分岐器も、スプリングを仕込んだ分岐器を、必要な時に車掌さんがヨイショと動かして保持して車両が通り過ぎたら手を放す、という極めて原始的な運用をしているのは解ったけど、左右のトングレールの他に、グリップを案内する一種のトングレールの存在と、それらを動かす器具の形態がよくわからない。どのようにケーブルを逃がしているのか・・・・。

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帰国後に友人を経由して、私の疑問をある程度、解決する文献に出会いました。鉄道の技術者がケーブルカーの見所を解説したもので、私の疑問をある程度の疑問は解決できましたが、やはり現地に行って再び確認したくなります。次にサンフランシスコを訪ねることが出来るのはいつの日のことか、その際には乗ることが出来なかったカリフォルニア線には是非とも乗りたいものだと思いつつ、再び訪ねることが出来るのか?、という大きな疑問が残ります。大げさな書き方をしますが、私の人生の宿題としつつ「サンフランシスコ旅行」の書き込みを終えたいと思います。

大山Gビールへ駆け上がる

季節はすっかり秋なのに、書き遅れていたい夏のビール巡りの話を書き始めようと思います。

毎年、夏休みには九州へ行くことが恒例になっていました。その行き帰りにあちこちに寄って汽車旅とビールを楽しむのも恒例です。昨年は四国経由で九州入りしたので、今回は山陰を回ってから九州へ入ることに。まずは東京から山陰へ向かう入り口にある大山Gビールさんを訪ねました。

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大山Gビールさんの最寄り駅は伯備線の岸本駅です。普通列車しか停まらない、思い切りのローカル駅で、周囲は田んぼに覆われています。このような駅に降りてどーする!と思ってしまいますが、駅前には地元のタクシー会社の営業所があるので、大山Gビールさんまで歩く・・・・という苦行をしなくて大丈夫です。営業所で一休みしていた運転手さんを起こして、大山Gビールさんへ運んでもらいました。片道2500円ぐらい、タクシーは大山の山麓を駆け上がっていきます。車窓は傾斜地にもかかわらず見事に整地された田圃が続いています。かなり登ってきて、あと少しで大山Gビールという場所にあるのが「八郷」という古い集落で、こちらで取れたコメを使ったのが大山Gビールの「八郷」という商品だそうです。あとで飲みましたが、とても美味しいビール?でした。

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大山Gビールに到着です。山麓の農業エリアから観光エリアの境ぐらいにあるのが大山Gビールの本拠地です。

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昼のランチタイムでしたが、さすがに夏休みでしたので家族連れで賑わっていました。私はいつも通りの独り旅なので、まずはビールを注文して、適当に料理を頼みます。でも家族連れの方が頼む量を設定しているようで、豆腐のサラダは、ドカン!と出されます。

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ピザを頼めば、フルサイズで出されます。この日は朝から何も食べていなかったので、全ていただきましたが、料理に合わせてビールも相当数頼んだので、店を出た時にはべろんべろんになってしまいました。




2011年10月19日 (水)

【San Francisco】Jack London Square

駄文を書き続けていたサンフランシスコのネタも残り少なくなりました。もう少しだけご辛抱いただければ幸いです。

現地滞在2日半という貴重な時間を割いて、サンフランシスコ湾対岸のオークランドに足を伸ばしてみました。オークランドはサンフランシスコ湾東岸の港湾都市で、巨大なコンテナ船が接岸しています。サンフランシスコからはフェリーで30分ぐらい。オークランド側の船着場があるJack London Squareは再開発され、ショップや飲食店が立ち並んでいます。

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もちろん私の目的はお洒落なお店ではありません。Jack London Squareのすぐ脇を走っているアメリカの鉄道の線路が目的地。実は道路上を走る併用軌道なのです。しかも今まで紹介してきたケーブルカーや路面電車とは違って、アメリカのフルサイズの車両が道路上を走っていく場所なのです。

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今回のサンフランシスコ旅行の目的の第3位はいままで空白にしていましたが、このJack London Squareに行くことでした。

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ここがアメリカの鉄道ファンの注目スポットなのかは私にはわからない、もしかしたら併用軌道はアメリカの他の場所にも有るのかもしれない。出発直前になって友人からその存在を教えてもらったので、十分な下調べをせぬままJack London Squareへ。私が現地に着いて間もなく、アメリカの機関車特有の「ブォーブォー」という汽笛ともに旅客列車がやってきました。Amtrakの近距離列車のようです。4両の短編成ではありましたが、ダブルデッカーのアメリカンサイズの列車が道路上を走っていく姿は壮観の一言でした。

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プッシュプルの近距離列車は客車4から5両編成が基本のようで、頻繁に運転されているようです。私が1時間ぐらい滞在したら上下合わせて5本も通りました。午前中だったので朝の通勤時間の回送なのかも知れません。併用軌道の出入り口にはOakland Jack London Square Stationがありますから、Amtrakのサイトで列車の時刻を検索すれば参考になると思います。

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私は見ることが出来ませんでしたが、貨物列車も通るようです。YouTubeで「Jack London」で検索しますと海上コンテナを2段積みした貨物列車の画像が紹介されていました。

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重量貨物列車も走るっているためか、線路状態は良くないようです。併用軌道の区間は約1/2マイル。4車線以上ある広々とした道路に敷かれている線路は3線。一部では改修が行われていますが、3線のうち1線は全く改修されていないので、現在は使われていないようです。

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帰国してから鉄道仲間に教えてもらったのですが、「street running」という言葉を入れてGoogleで検索してみますと、全米各地の併用軌道の画像が紹介されます。しかしその殆どが貨物列車で、旅客列車が併用軌道上を走るのは、アメリカでも珍しい存在のようです。

この併用軌道に面してJack London Square Innというホテルがあって、そのクチコミに「深夜に走る列車の汽笛と踏切の音がうるさい」とありました。私とは観点が全く違って、思わず笑ってしまいました。

2011年10月13日 (木)

けやきひろば秋のビールまつり

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埼玉新都心のけやきひろばで行われた、秋のビール祭りにも行ってきました。この時期はビールのイベントがあちこちで行われているので、ビールファンは何処へ行こうか迷ってしまいます。私も大変ですが、ブルワーさんはもっと大変ですね。人気のあるブルワリーさんは週末毎に全国各地のビールイベントに出展しているようです。まるでテキ屋さんのようです。

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まずは前週に横浜でお会いしたあくらビールさんへ。すっかり顔馴染みのブルワーさんへ挨拶がてら、まずは1杯。お隣さんは同じく秋田県の田沢湖ビールさん。こちらでも1杯いただきました。

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もちろん、ずっと前からお世話になっているプレストンエールさんにもご挨拶。同じブースには同じ栃木県のマイクロブルワリーさん。近くのブースにオラホビールさんが居たので、こちらでも1杯。会場を一通り回って、挨拶の〆は箕面ビールの社長さん(^^)。

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けやきひろばのビールイベントが面白いのは、ビールをメインにしたイベントでありながら、ビアマニアではない一般の人たちが、楽しそうにビールを飲んでいる風景があることです。私が行ったのは日曜日だったので、小さな子供と一緒の家族連れや、カップルの姿があちこちで見られました。

ステージ上ではダンスや剣舞、よさこいなど様々な催しが行われていました。もちろん最近はやりの女性グループのミニコンサートがありましたが、会場を沸かせたのは、歌に合わせて踊っている「オタ芸ダンス」の方たちでした。滑稽な踊りに会場から拍手喝采。ステージ上のアイドルグループを完全に食っていたのが印象的でした。

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酔って図々しくなった私は木曽路ビールさんのブースの中へ。どのビールも良かったけど、アルトとオールドエールが特に良かったです。大規模ホテル系のビールで、知名度の低いビールですけど、このイベントでは業界人に大いに注目されていました。今後に期待と注目が集まるブルワリーでしょう。


【San Francisco】Rogue

サンフランシスコの鉄道のネタばかり書いていますが、ビアパブも目的の一つだったのです。今さら信じてもらえませんが・・・・・(笑)。

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今回紹介するのはRogueのビアパブ。Powell-Mason線の終点近くにあり、ケーブルカーの乗り歩きの途中に寄るには便利です。見たところ周囲の雰囲気も怪しくない。と言うわけで旅行気分で昼間からビールを飲んでしまいました。

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Rogue社はオレゴン州のビール会社です。日本におけるアメリカのクラフトビールではポピュラーなものですが、やはりアメリカで飲むのは一味違うな、と思ってしまいます。

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この美味しいビールを日本に紹介したのは蝦夷麦酒のフレッドさん。海外のビールに誰も見向きしなかった頃から輸入をはじめ、現在の日本のクラフトビールの礎を作ったのです。そう思うと、髭面の店員さんは若い頃のフレッドさんと似ていませんかねーー。

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私が日本から来たことが解ると、こんなビールが有るよ、と出してくれました。

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タップの数は30個ぐらい。その殆どがRogueです。サンフランシスコで殆ど全てのRogueのビールが飲めるようです。

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日ごろ飲み慣れているビールに出会えた安心感から、夜のケーブルカー巡りの休憩?に再び寄ってしまいました。

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昼間見た黒板も、夜に見たら雰囲気が違います。それでも若い男女が、特に若い女性が楽しく飲んでいる店なので、この店と地域の治安は良いようです。私もしっかり飲んで、夜のケーブルカーに乗ってホテルへ戻りました。



2011年10月12日 (水)

【San Francisco】可動橋の詩

鉄道ファンに有名な「鉄道ホビダス」というサイトがあり、そのコンテンツの一つに「可動橋の詩」があります。日本各地の可動橋を紹介していて、少なからずのファンの閲覧を集めているようです。私もその1人。内陸航路が発達しなかった日本では欧米に比べて可動橋はとても珍しい存在で、日本で現役なのは私が調べた限りですが、業務用を含めて30箇所足らず、鉄道用にいたっては四日市臨港線の末広橋梁の1箇所だけと寂しい限りです。

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港町でもあるサンフランシスコには、やはり可動橋がありました。私が確認できたのは2箇所4つの可動橋。しかもそのうちの3つはは鉄道併用橋でもあるのです。これは見に行くしかありまい!。

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私が選んだのは3rd St Bridge。サンフランシスコジャイアンツの本拠地、AT&Tパークのライト側場外の場所にあります。橋が出来たのは1933年。鉄骨を組み合わせた無骨なスタイルと、コンクリート製の巨大なバランスウェイトが特徴の跳開橋でした。

この橋より奥が、巨大なドック形状の入り江になっています。以前には貨物船が出入りしたのでしょうけど、サンフランシスコ湾のサンフランシスコ市側の倉庫街に活気がなくなってしまった今日では、この可動橋が動く機会は少ないかと思います。ただ可動時に道路を遮断する交通信号が点灯していたので、可動橋としての機能は維持されているようです。

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3rd St Bridgeの入り江の奥にあるのが4th St Bridge。4車線の3rd St Bridgeに比べて3車線ぐらいの小ぶりな跳開橋ですが、こちらにはサンフランシスコのライトレール(メトロ)のTラインが通っています。

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架線のある鉄道路線と可動橋の組合せは、日本では私が知る限り国鉄(JR)桜島線と東京の勝鬨橋(東京都電)ぐらい。前者は橋自体が撤去、後者は路線が廃止されて軌道と架線が撤去されたのはご存知の通りで、可動橋と軌道と架線の具合がどうなっているのか?は興味深いです。

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あれこれ観察しているうちにライトレールの車両がやってきたのでカメラに収めました。

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かつて国鉄佐賀線が行き来した筑後川昇開橋では、レールのぶれや隙間を調整する締結装置が装備されていましたが、こちらには無いようです。もしかしたらレールの横にあるボックスに何らかの調整装置があるのかもしれません。それでも可動部と固定部の接続部のレールは隙間が大きいようで、派手なジョイント音を出しながら通過していきました。

2011年10月11日 (火)

北海道フェアin代々木

北海道フェアin代々木に行ってきました。北海道のビールが3社出ていたので挨拶に。 北海道フェアin代々木は簡単に言えば北海道の物産展ですが、屋外でかなり大規模に行われることが特徴かな。主催者側によると「首都圏最大級の屋外型イベント」だそうです。だそうです。私はビールのブースしか行かなかったので、詳細はわかりませんが・・・・・(笑)。

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出ていたビールは大雪ビール、大沼ビール、North Islandの3社。北海道からのチョイスとしては良い組合せだと思う。

大雪ビールは、ここ数年はずっと洗練されてきました。淡色系が高評価です。こちらは醸造責任者自らが出展。 大沼ビールは近年にはあまり話題が聞こえてこなくて心配していましたが、新しくて若い醸造担当者へ代替わりが上手くいったようです。アルトが良かったですね。そして本命のNorth Islandさん。こちらは社長自らが出展しています。私はブラウンエールをいただきました。コクと苦味のバランスがちょうど良い逸品です。

やはり、現地に行って飲みたくなりました。

2011年10月10日 (月)

【San Francisco】トロリーバス

欧米をはじめ各地の都市で活躍しているにも関わらず、日本では全く馴染みのない交通機関がトロリーバスです。

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見かけは普通のバスですが、架線から電気を取り、モーターを回して走るバスで、鉄道の電車とバスの合いの子のようなもの。バスのように小回りが利き、ディーゼルエンジンのような騒音や排気ガスを出さない、良いトコ取りのようなシステムで、以前には東京や大阪でも路線がありましたが、何故かその後に発達せずに、現在では僅かに立山黒部アルペンルートのトンネル区間の2路線で使われているだけです。

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こちらがサンフランシスコのトロリーバス。2台目が普通のエンジン付きのバス。車体の大きさも雰囲気もほぼ一緒です。違うのは屋根の上に大きなトロリーポール(集電装置)が付いていることです。これで電気を取り、モーターを回して走ります。

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サンフランシスコの中心街、マーケットストリートには路面電車のFライン以外にも、多くのバス路線が乗り入れてくるので、電車とトロリーバスとバスが次から次へとやってきます。実際に乗ってみますと、モーターの動く音とトロリーポールが摺れる音が聞こえるだけで、とても静かです。かえって道路からの振動が目立つぐらい。

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大型の連接式のトロリーバスもあるようです。このような連接バスも日本では珍しい存在ですね。

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トロリーバスは、当たり前ですが架線を必要とします。鉄道路線と違うのは、プラスとマイナスの2本の架線を必要とすることと、普通のバスと同じく道路上を走るので交差点では鉄道路線より急なカーブを切る、という特徴がありますので、トロリーバスの同士の交差点や分岐点では複雑な架線が張られています。見上げると蜘蛛の巣のようです。架線がいかにしてスムースなカーブを描けるのか、分岐や合流の構造がどうなっているのか、プラスとマイナスの絶縁はどのようになっているのか、興味は尽きないのですが、そのような観点でサンフランシスコの交通機関を眺めているのは、私だけでしょう。

2011年10月 9日 (日)

一関地ビールフェスティバルin横浜

9月23日から25日にかけて行われた一関地ビールフェスティバルin横浜というイベントに行ってきました。

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場所は横浜みなとビアガーデンで、屋外のイベントです。東北と横浜のビールブルワリーが協力して開催したので、それぞれの地のブルワリー10社ほどが参加しました。時期がら東日本大震災への復興支援を兼ねています。

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まずは主催者の1人であるいわて蔵ビールさんへ。次いで顔馴染みのあくらビールのブースへ挨拶してビールを1杯。同じテントでは田沢湖畔の杜ビールさんが出展していたので、そちらも1杯いただきました。

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次いでお隣のみちのく福島路ビールさんのブースへ。福島県産だからという風評被害に会っているようで、もちろん1杯いただきます。隣のサーバーは鳴子ブルワリーさん。めったに関東エリアでは飲めない銘柄だけに、これを飲むことが最大の目的でもありましたが、残念ながら売り切れでした。やはり現地で飲めということか・・・。

会期中は晴天に恵まれました。秋の青空に映える横浜のビル群れ。それを眺めながらのむビールは美味しいものです。画像から解る通り、思い切り手作り感のあるイベントでしたが、大いに楽しませていただきました。

2011年10月 8日 (土)

【San Francisco】ケーブルカーの夜

ケーブルカーは、ケーブルにつかまって動いているので、外部から動力の供給を受けていません。車内放送の設備も無く、僅かにヘッドライトなどの照明用にバッテリーが装備されているだけです。

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ケーブルカーの内装は木製なので、白熱電球に照らされた車内は良い雰囲気です。

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ケーブルカーは公共交通機関でもあるので、夜でも運転されています。サンフランシスコの街の灯りの中で動いているケーブルカーは、とても愛らしいものです。

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マーケットストリートのターンテーブルに乗るケーブルカー。観光客のフラッシュを浴びています。

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夜の帳がすっかり落ちたPowell-Hyde終点に佇むケーブルカー。この時間になると乗客の姿もすっかり少なくなります。とても良い雰囲気ですが、アメリカなので夜の街歩きは注意が必要です。その点、ケーブルカーに乗っているだけなら、屈強なグリップマンと車掌さんが近くに居るので安心かも。 

2011年10月 6日 (木)

【San Francisco】ケーブルカーの平面交差

サンフランシスコのケーブルカーは南北に走るPowell-Hyde線とPowell-Mason線と東西に走るCalifornia線が、Powell StとCalifornia Stとの交差点で平面交差します。

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碁盤目状のアメリカの都市らしく直交します。複線同士の平面交差で、もともと乗り心地の悪いケーブルカーでは、ガンガンガンと強烈な振動を感じてしまいます。

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平面交差の何が楽しいの?と聞かれてしまえば答えに窮してしまうけど、鉄道ファンには楽しいスポット!なのです。

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今回はCalifornia線が運休中だったのですが、本来の姿では文字通り前後左右からケーブルカーの車両がやってくるようです。サンフランシスコのケーブルカーの名所のひとつで、多くの観光客がカメラをかめていました。

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車両を駆動するケーブルも、この交差点で交差します。車両はケーブルを完全に放して惰性で通過するのですが、まれに交差点を通過しきれずに立ち往生してしまうケースがあるようです。その際にはどうするのか・・・人力で押すとのこと。何ともサンフランシスコのケーブルカーらしい対処方法です。そうならないように、ケーブルカーとクルマをコントロールする信号塔が稼動しています。私が訪ねた際にはCalifornia線がメンテナンスで運休中だったので、この信号塔もヒマだったようで、ペンキを塗り直していました。


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ケーブルカーにはもう1箇所平面交差があります。一方通行の関係でPowell-Hyde線の南行きとPowell-Mason線の北行きが、 Jackson StとMason Stの交差点で平面交差します。単線同士ですが、ごく普通のサンフランシスコの街並みの交差点の軒先から車両が出てくる、何ともいえない雰囲気があります。








2011年10月 5日 (水)

【San Francisco】ケーブルカーの罠

出発前に友人のダンナさんから、ポールに当たると痛いですよ、とアドバイスを受けました。その時は解ったような解らないような受け答えをしましたが、実際に乗るとよ~くわかりました。

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ポールとは道路の境界を示すために立っている黄色い樹脂製の杭みたいなもの。日本でもおなじみで、クルマが当たるとバン!と大きな音がするけど、樹脂製なので根元から折れ曲がってダメージは無い・・・・・というのはクルマの話で、ケーブルカーのステップに乗ってこれに当たると「バシ」と、かなり痛いのです。

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連続して立っているの、「バシ」「アウチ」、「バシ」「アウチ」、「バシ」「アウチ」の連続でした。

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もうひとつ。
私が乗った前日まではメンテナンス工事で運休中。運転再開しても、運行にあまり影響のない工事があちこちで行われていました。画像では道路の舗装工事中で、クルマが入らないように工事コーンやガードが置かれています。そこで言いたい。工事のオッサン、ケーブルカーが通るときはしっかり退けてよ。退け方が十分ではなくて、ケーブルカーのステップにガン。ステップ乗車している私にガン!。これは痛かった。

日本だったら確実にクレームの対象だけど、私が大げさに痛がったそぶりを見せたら、周りのお客さんが笑っていました。それで終わりです。








   

2011年10月 4日 (火)

【San Francisco】Caltrain

ケーブルカーと路面電車ばかり書いていましたがサンフランシスコには普通の列車も走っています。Amtrakの長距離列車もあれば郊外のサンノゼとを結ぶCaltrainがそれです。今回は残念ながら乗ることは出来ませんでしたので、せめて、と思ってCaltrainの駅まで見に行きました。MUNIメトロ線と接続しているので簡単に行けます。

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広々とした駅のコンコースです。掃除もされていて、大きなガラスから日差しが入ってくるので、清潔感と安心感があります。

列車別の改札が行われているようで、残念ながら車両に近づくことが出来ませんでした。それでもと思い、ガラス越しに車両を観察します


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初めて見たアメリカの普通の鉄道車両。とにかくデカイです。デザインは全く考えていない、、、と思ってしまう前面が、さらに威圧感を与えます。

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駅の脇からはフェンス越しに観察することが出来ます。ステンレス製の車両で、全2階の車両は側面から見ますと、さらに大きく感じられます。不思議なことに日本では博物館クラスのイコライザ台車を履いています。軌道条件が悪いとされているアメリカの鉄道ならではですが、近代的な車体とミスマッチで、アメリカの鉄道車両の特徴となっています。

2011年10月 3日 (月)

【San Francisco】イタリア、ミラノからの車両たち

Fラインの主力はアメリカ製PCCカーですが、世界各地から集められた古い路面電車も活躍しています。イベントの時だけ走るオープンカーのような車両もありますが、イタリア、ミラノ市から移籍した車両は両数も多く、日常的にも走っています。

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旧ミラノの車両は10両。創業時のオリジナル塗装、1930年代から1970年代の塗装、1970年代から現在の塗装、の3種類のバリエーションがあります。塗装以外は基本的には同じ外観と内装のようです。

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黄色と白の塗り分けは1920年代のミラノの路面電車の創業時を再現しています。つまりこの車両のオリジナルの姿です。

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緑の濃淡の塗り分けは1930年代から1970年代の姿。PCC カーとは一世代前の外観デザインと木目調の内装に、直角カルダンのPCCカーのスムースな加速に対して、こちらは当然のようにつりかけ駆動。足踏みペダル に対して直接制御の大きなマスコンとブレーキ弁の組合せは、アメリカにおいては異国情緒たっぷりです。車内にイタリア時代の掲示を残している演出?もされています。


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PCCカーと並ぶと、その雰囲気の違いがわかります。

私はこの車両たちが活躍したミラノに10年前に行ったことがあります。いわゆるパックツアーでしたが、有名な絵画の見学コースはうわのそらで、自由時間には街歩きを楽しみつつ、路面電車の写真をとっていました。

10年前も現在も、やっていることは同じです(笑)。その時の画像を紹介します。

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ミラノ中心部に乗り入れている路面電車です。ミラノは今でも多くの路線で路面電車が活躍しています。オレンジの塗装は、ミラノだけでなく他の都市の路面電車やバスといった公共交通機関では多く見られました。共通の塗装なのかもしれません。

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バックは、名駅舎として知られているミラノ中央駅。その脇にある路面電車のターミナルです。撮影は2001年5月。さすがにこの古い車両たちも引退の時期を迎えたようで、新しい低床車両の導入が始まっていました。10年経っていますから、多くが廃車になっているでしょう。それを思うと、異国とはいえサンフランシスコに安住の地を得た10両の元ミラノの車両たちは幸福と言えるでしょう。

2011年10月 2日 (日)

【San Francisco】PCCカー

サンフランシスコのFラインで活躍している車両たちのうち、その主力となっているのがPCCカーと呼ばれている車両群です。PCCカーとは「PCCカーとは、アメリカ合衆国の「Electric Railway Presidents’ Conference Committee(ERPCC)」によって開発された路面電車車両、またそれに準じた構造を持つ路面電車車両である。最初のPCCカーは1930年代に開発され、第二次世界大戦後に世界の多くの路線に導入された(ウィキペディアによる)」とのことで、アメリカで路面電車が活躍していた頃にはその姿があちこちの都市で見られたようです。自動車交通が発達したアメリカでは、路面電車が邪魔者扱いされ、廃止に追い込まれたり、路下電車ともいえるライトレールに更新されたのは、ヨーロッパ各地の都市で見られるパターンで、サンフランシスコではFライン以外の路線がそれにあたります。

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サンフランシスコFラインが面白いのは、観光地を結ぶFラインに主としてフィラデルフィアから大量のPCCカーを導入して、電車の博物館的な路線として活躍させていることです。それらの車両はアメリカ各地の路面電車のカラーで塗装されて、観光客だけでなく市民の目を楽しませています。

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1059号車。ボストンの路面電車の塗装を再現しています。

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爽やかな塗装の1076号車。ワシントンD.C.の再現だそうです。

クラシカルな半流線型が基本のPCCカーですが、塗装が違うだけで印象が変わりますね。

2011年10月 1日 (土)

月山ビール

山形県月山に行ってきました。目的はもちろん月山の名を冠した地ビール月山です。場所は国道112号線沿いの月山の麓にあり、現地へはバスを使ってのアクセスになります。アクセスにはいくつかのパターンがありますが、最終的には山形交通の西川町への路線を使うことになります。山形市内へ直通しているので、それを使うのが一番簡単ですが、私は鉄道ファンでもありますので、途中の寒河江まで左沢線に乗ることにしました。

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左沢線はフルーツラインの愛称が付けられていて、車窓からも名産のさくらんぼをはじめ様々な果樹の畑が広がっているのが見られます。そういえば近くの天道にはフルーツの発泡酒を造っている醸造所がありますね。

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乗換える寒河江駅はローカル職豊かな左沢線には不釣合いと思えてしまうほど立派なもの。バスの待合所もそれなりの体裁を整えております。寒河江は市制を敷き、農業だけでなく半導体関連の工場も進出し、この地方(山形県村上地方)の中核の1つとなっているのが、バスの車窓からも見ることが出来ます。バスは地元のお客さんの乗り降りを繰り返し、月山の手前にある西川町で殆どの方が下車。ほんの僅かなお客さんを乗せて、さらに国道を進み、庄内地方との境を目前にした国道沿いの道の駅にしかわに到着です。

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道の駅にしかわの中核になっているのが月山銘水館で、建物の中には物産展と地ビール月山の醸造設備とレストランが入っています。それらを運営しているのが西川町総合開発株式会社です。名前からしていかにも第三セクターですね。

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銘水館に併設されているのが水沢温泉館です。内湯のみですが広々とした湯船に漬かるのは気持ちよいですね。すっかり汗を流してから地ビール月山のレストランへ移動です。

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地ビール月山のレストランは100人は入れるのでは?と思われる大規模なもの。そしてガラス越しに醸造設備が見えるのは第三セクター系ビールの典型的です。地ビールブーム、そしてその後の第三セクター系のビールと言えば、あまり美味しくないビールの一つのパターンでしたが、近年では信州のオラホビールのように頑張っているところも多くあります。

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地ビール月山のレストランでは、定番は3種類あるビールを端から頼みます。ビールの味のほうは古き時代の第三セクターの典型、というのが印象に残っています。すっきりしていて特徴に欠ける、観光地系のビールの仕方ないところですが、強い個性を持ったビールが1種類ぐらい欲しいところです。

ランチタイムでは蕎麦が人気のメニューのようです。私が行った時にも月山観光の帰り道に寄ったような熟年グループが美味しそうに食べていました。

全体的に印象に残らないビールの訪問になりました。冬は雪に覆われるこのエリアですから、マニアックに真冬の雪景色を眺めながらのビールの方が印象強いかもしれませんね。、

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