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2010年12月 7日 (火)

宮守ビールの面影

下の画像は遠野ビールさんを訪ねた際に使った愛車です。要は観光協会が用意しているレンタサイクルですが、前かごに興味深い宣伝シールが張られていました。

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それは、遠野市宮守地区にある遠野麦酒苑の宣伝でした。古いビールファンなら御存知でしょうけど、今は遠野市と合併した宮守村にはかつて宮守ビールというクラフトビールがありました。「わさびエール」といえば「あぁ、あれかー」と思い出す方もいらっしゃるでしょう。私も以前に訪ねておりますが、これといった観光地の無い宮守村での町おこし的な存在の宮守ビールの経営は厳しかったようで、ビールの醸造を止めて廃業し、施設は売却されたと風のうわさに聞いておりました。その宮守ビール?の広告を目にしてしまいました私です。せっかく遠野まで来たのですから、何とか予定をやりくりして訪ねることにしました。

とは言っても、宮守ビールを訪ねるのは、ちょっとした旅行プランのテクニックが必要です。最寄駅は遠野駅からJRで20分ほどの柏木平駅です。

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快速列車が通過してしまう小さな駅で、もちろん無人駅です。駅の周辺には古い民家が数軒あるだけ。運転本数もそれなり・・・・・。やや離れている国道沿いのビールの施設に向かって小道を歩いていきました。

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やがて見えてきました。宮守ビールのブルワリーとレストラン「宮守ブロイハウス」があった建物が!。特徴ある建物には見覚えがあります。醸造設備は画像右手のガラス張りの区画の中にありました。

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建物の中に入って、まずはその区画を見てみました。醸造設備はあらかた撤去されて、事務所になっていました・・・・・。売れ残ったのでしょうか?、釜がひとつ片隅で埃をかぶって取り残されていました。

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以前の様子がこちら。綺麗に磨き上げられた釜に証明設備が美しく映っていました。

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店内の様子はこちら。中途半端な時間帯だったので広々とした広い店内はがらんとしています。初めて訪ねた時には、ドイツの国旗が飾られていて、たまたま地元の方のパーティが入っていたので大いに賑わっていました。そのイメージを持っていると、とても寂しく感じられます。

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店内をよく見ますと、あちこちに宮守ビールの面影が残っていました。宮守ビールのロゴが入った樽が、テーブルや展示されているカヌーの土台に使われているのです。廃品活用といえば聞こえが良いですが、宮守ビールが完全に終わっているということを強く認識させられました。

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施設はキャンプ場などのレジャー施設の中心地になっているようです。遠野市と合併した相乗効果で盛夏には賑わっていたようです。落ち着いた秋のデッキ席で1杯いただきました。ビールは先に紹介した上閉伊酒造の遠野ビールです。川に面したテラス席もあって、気持ちよさそうです。たまたま来ていた家族連れの子供たちの歓声が響いていました。

でもビアマニア的には、どうしても先ほど見た宮守ビールの面影の印象が強く残っています。せっかくのビールの味も今ひとつに感じられてしまい、不完全燃焼のビール訪問になってしまったようです。

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