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2009年5月の11件の記事

2009年5月27日 (水)

鳴子温泉ブルワリー

久しぶりに、新規(未訪問)のビールを訪ねました。銘柄は鳴子ブルワリー。宮城県北部の温泉地、鳴子温泉から名を取っています。実際にはそこからバスで20分ほど入った鬼首(オニコウベ)地区にあります。近くにはスキー場などがあり、冬には豪雪に悩まされる場所で、日本で雪深いブルワリーの場所のひとつですが、残念ながら冬季は休業のようです。という訳で雪解けして、新緑がまぶしい5月に行ってきました。

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背景の山の頂付近には、雪が残っています。厳冬期には大雪なのでしょう。

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庭先から見たブルワリーの建物です。緑に囲まれて気持ち良いです。

雪の覆われるので、このブルワリーは冬眠します。明けて春先のビールは、恐らく昨年に仕込んだものでしょう。長期熟成を経たようで、高原ラガーはとても良いビールに仕上がっています。山葡萄を使った発泡酒は春に仕込んだのでしょうか?。新鮮で適度な酸味と香りがバランスされていて、こちらも良し。

テラス席も用意されているので、夏にはそちらの方が気持ち良さそうです。高原の爽やかな風を感じながらのビールは、より一層美味しく感じられるでしょう。

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ビールと一緒の温泉はいかが?。

同じ敷地内に日帰り温泉施設もあります。やはり同じ敷地内にあるキャンプ場が好評で連休や夏には大賑わいなようです。今回も山歩きのグループで賑わっていました。それでも適当な広さの露天風呂は快適です。

好印象の鳴子ブルワリーですが、新幹線を駆使しても東京からの日帰りエリアの限界という中途半端な遠さです。鳴子温泉駅からのバスの本数が少ないのもマイナスポイント。日本でも有数の「秘境ビール」でしょう。

2009年5月14日 (木)

「もやしもん」に登場するクラフトビール

講談社の隔週の漫画雑誌『イブニング』に掲載されている「もやしもん」。ビール編のハイライトといえるオクトーバーフェストが開催されてます。シーンの背景に日本のクラフトビールのロゴが登場するのですが、ビアマニアとしては何処が登場しているのか大いに気になるところです。頑張って読み取ってみました。

1コマ目パレードを先導する馬とそれに乗る女性のシーンの背景、左から

福岡県:門司港レトロビール

宮崎県:霧島高原ビール

和歌山県:ナギサビール

愛媛県:梅錦

秋田県:あくらビール

新潟県:スワンレイク

北海道:帯広ビール(←ランチョ・エルパソのことか?)

岩手県:いわて蔵ビール

埼玉県:COEDO

広島県:呉ビール

神奈川県:サンクトガーレン

2コマ目

岩手県:ベアレン醸造所

鳥取県:大山Gビール

岩手県:銀河高原ビール

3コマ目(ビールを搬入するトラック)

栃木県:栃木マイクロブルワリー

長野県:よなよなエール

広島県:三次ベッケンビール

秋田県:田沢湖畔の杜

(可愛いビールのイラスト車が不明)

新潟県:エチゴビール

静岡県:風の谷

栃木県:プレストンエール

愛知県:金しやち

宮城県:仙南クラフトビール

(かのうファーム:作品上の仮想の農場)

4コマ目

埼玉県:こぶし花ビール

個人的には3コマ目が萌え萌えでした(笑)。

2009年5月10日 (日)

Japan Craft Beer Selection(結果発表と考察)

4月26日に行われたJapan Craft Beer Selectionの結果がウェブ上に発表されました。

詳細はNPO法人「日本の地ビールを支援する会」http://hwm5.gyao.ne.jp/beercp/から御覧ください。

Japan Craft Beer Selectionの2009年では、11のカテゴリーに112銘柄のビールがエントリーしました。運営側から銘柄に対するカテゴリーの指定は殆どしませんでしたので、特定のカテゴリーにエントリーが集中してしまいました。具体的にはライトエール部門、ホワイト・ウィート部門、ポーター・スタウト部門です。それぞれのカテゴリーでは10銘柄以上のエントリーが集まり、激戦となりました。

特に大激戦となったライトエール部門を制したのはヤッホーブルーイングの「よなよなエール」でした。

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よなよなエールはJapan Craft Beer Selectionの前身の「日本の地ビール100選」時代から表彰の常連でしたが、今回でもその実力を証明したことになります。

やはり大激戦となったホワイト・ウィート部門を制したのは、銀河高原ビールのヴァイツェンでした。

奇しくも、日本のクラフトビールを代表するクラフトビールブルワリーの、看板銘柄がそれぞれの部門を制したことになります。それだけこの2社の技術的レベルが優れている証でしょう。同じく10以上の銘柄が集まったポーター・スタウト部門でも、銀河高原ビールのスタウトと、ヤッホーブルーイングの東京ブラックポーターが入賞しています。

審査結果を改めて見直して、特徴のあるビールが選ばれるかな?との私の予想に反して、定番銘柄が選ばれたことに少しだけ意外な感じもしましたが、特徴に惑わされずに判断できる審査員のレベルの高さにも感心しました。

プレストンエールでビール造り(役得?)

せっかくビール醸造所に来たのですから、目の前にビールがいっぱいあるのですから、試飲をしましょう。

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慣れない作業で疲れたので、ちょっと腰掛けて一杯。飲んでいるのはプレストンエールのスタウトです。苦味が効いていて、体に染み込んでいきます。

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次に飲んでいるのは、POPEYEオリジナルビールのBABAKAN。段々と盛上がってきました。

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ついに椅子とテーブルが登場してしまいました(笑)。宇都宮といえば餃子でしょう、ということで隣のフードコートから餃子を買ってきて、テーブルの上に並べます。ビールが大好きな私たちですから、ついつい飲んでしまい、すっかり酔ってしまいました。

2009年5月 9日 (土)

プレストンエールでビール造り(洗浄と片付け)

一通り、ビールの仕込み作業を体験させていただきましたが、仕込とは別な作業が平行して行われています。それは洗浄と片付けであります。ビール造りに限った話ではありませんが、ビール造りには主たる作業のほかに様々な「裏方」の作業があります。

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先日の書き込みで、麦芽の粉砕機のメンテナンスと床掃除を紹介しました。上の画像は、麦芽投入に使ったバケツと、器具を洗っている様子です。どちらも次回の仕込みに使いますので、器具に付いた汚れを洗剤で洗い、すすいで乾燥させます。

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こちらは糖化の過程で残った麦芽のかす。麦の殻です。大きな釜にたっぷり残っています。

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正菌ちゃんがビニールの前掛けをかけて、鍬のような器具を使ってかき出します。

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かき出しても、かき出しても大量に残っています。かき出してバケツに入れて、ヨイショと所定の場所の手で運んでいきます。これらのかすは、近所の農家が引き取って、肥料として使われるようです。

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釜の内側には、器具ではどうしても取りきれないかすが残ります。

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最後は、たわしを持って、タンクの内部に入ります。タンク内壁に残ったかすを残らず洗いながしてゆきます。

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タンク底にあるロイター板を外します。もちろんこれも丁寧に洗浄します。

このような裏方の作業はとても大変です。特にプレストンエールのような、クラフトビール業界でも特に小規模な設備では人力に頼るところが多いです。それでもニコニコしながらビールを造ってるブルワーさんに乾杯!。

プレストンエールでビール造り(酵母投入)

綺麗な麦汁が出来上がったので、いよいよ酵母を加えて発酵させますが、その前に一仕事。発酵に使うタンクを洗浄します。

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薬品を使って滅菌したタンクに熱水を流してすすいでいます。

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洗浄した発酵・貯酒タンクに麦汁を移して、いよいよ酵母を投入します。とても重要な作業なので、此処はブルワーさんにお任せしました。私たちは見守るだけです。

最後に酵母を活性化させるために酸素を吹き込みます。

これでビール造りのうち仕込作業は終了。上手く(美味く)発酵してくれれば、熟成を経て製品として出荷されます。プレストンエールのIPA、6月には両国ポパイに出荷されますので、是非とも飲みに来てくださいね。

2009年5月 8日 (金)

西武鉄道999

ビール造りのネタはちょっとお休み。

西武鉄道では銀河鉄道999のラッピング電車が走っています。何故に999かというと、原作者の松本零士さんが西武線沿線に住んでいていること、沿線に東映のアニメーションスタジオが在ることからのようです。これといった観光地が無い練馬区と共同でPRするために走らせています。

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西武鉄道で用意された車両は8両編成で、主に各駅停車に使われています。池袋駅から練馬区あたりで見る機会が多いかも。

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ちなみにスタジオの最寄駅(私の最寄駅でもあります)の大泉学園の名誉駅長さんは、999の車掌さんです。駅には実物大?の車掌さんの像があります。

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999といえば、星野鉄郎や車掌さん登場しますが、やはりメーテルでしょう。こちらは優しげ野表情のメーテルさんです。

しばらくは走っているようなので、是非とも乗ってみてください。

2009年5月 7日 (木)

プレストンエールでビール造り(ホップ投入)

糖化を終えた麦汁を煮沸して、ホップを加えます。

ホップはレシピを見ながら予め計量しておきます。今回は生ホップではなくて、エキスを抽出したペレットを使いました。はかりの目盛りを見ながら、あと10グラム、あと1粒と、厳密に計量していきます。

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煮沸している麦汁にホップを投入します。沸き立つ湯気で何も見えませ~ん。

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4~5種類のホップを投入します。

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今回のビールはIPAなので、そちら向きのホップを多めに投入します。

最後のホップを投入して、ブルワーさんがチェック。良い麦汁が出来ましたと、笑顔です。

プレストンエールでビール造り(糖化)

投入した麦芽を、ビールの原料となる甘い麦汁にする作業を糖化といいます。

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先ほど投入した粉砕麦芽を攪拌して、糖化に適切な状態にならします。

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このあたりにはブルワーさんのノウハウがあるようです。ブルワーさんが手本を示した後に、私たちが大雑把にならして、最後にブルワーさんが仕上げます。

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麦汁は2つの釜を行ったり来たり。麦芽の殻がフィルターの役目をして、麦汁が段々と澄んできます。綺麗な麦汁をつくること、これは綺麗なビールを造る第一歩のようです。

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糖化の途中で何度かチェックします。糖化の測定は何種類かあるようですが、プレストンエールでは釣り道具の浮きのような比重計を使っています。数値を取ると、、、目標としていた数値だったようです。

2009年5月 6日 (水)

プレストンエールでビール造り(麦芽投入)

粉砕した麦芽を釜に投入します。

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投入口は釜の上にあるので、足場の上に立って、重い袋をよいしょと持ち上げます。床に詰まれた麦芽の袋をバケツリレー状態で搬送します。

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袋にぎっしり詰まった麦芽をよいしょと持ち上げて投入します。規模が大きな醸造所では機械で行うのでしょうけど、プレストンエールはとても小規模なので人力で行います。穏やかな表情のプレストンエールのブルワーさんが、実はマッチョだという理由が解りました。

2009年5月 5日 (火)

プレストンエールでビール造り

ビールの業界に深く携わっていますが、私はビールを造ったことがありません。最近はBOP(Brew on Premises)でごく小規模な設備を使ってビール造りを体験し、自ら造ったビールを飲めるようになっています。以前に紹介した札幌のカナディアンブルワリーや宇都宮の栃木マイクロブルワリーなどがそう。私自身も興味を持っていたのですが、以前から懇意にしていただいている宇都宮市のプレストンエールさんが、ビールを一緒に造りませんか?と声をかけていただいたので、職場の若い衆4人と一緒にビールを造ってきました。

ビール造りには何段階もの行程がありますが、原料の麦芽を粉砕機(モルトミル)で粉砕することから始まります。プレストンエールで使われている粉砕機がこちら。

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思ったより質素な機械です。今回使用した○○キログラムの麦芽を粉砕するのに90分ぐらい時間がかかるとのことですが、私たちが到着する前に作業は終わっていました。粉砕された麦芽は白い粉末と茶色の殻になっています。

さて、この粉砕機は白い粉になった麦芽をあたりに撒き散らします。機械の内部に入った麦芽を掃除して粉砕機をメンテナンスするのは、醸造担当者の仕事のひとつです。機械のカバーをあけてギヤ部分の麦芽の粉を丁寧にふき取っています。

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普通の醸造所ならば粉砕機が置かれた部屋があって、粉だらけになっているのですが、プレストンエールでは、買物に来ている一般のお客さんが通るデッキで作業を行いますので、、床を掃除するのも仕事のひとつ。モップをぬらしてふき取っていきます。これは私たち、特に若い衆が作業をしました。

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この行程はビール造りの下準備の段階で、次回からいよいよ醸造所の内部に入っての作業になります。

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