プレストンエールのブルワーさん
Catfish Headを造ったのはプレストンエールの菊地さん。私が初めて菊地さんに会ったのは4年前になります。当時は菊地さんのプレストンエールはビール好きの中でも全く無名の存在でした。とりあえず行ってみるか、、、程度の気持ちで訪ねたジョイフル本田千葉ニュータウン店で、菊地さんは店頭に出てプレストンエールを販売していました。その時飲んだビールは美味しかったです。思わず菊地さんに話しかけて意気投合。閉店時間が過ぎて周囲が暗くなるまで話し合ったものです。
菊地さんは、日本のクラフトビール黎明期のエチゴビールに参加し修行しました。伝説的なブルワー藤木さんの弟子にあたる方です。その後に会津麦酒に移り、名作の会津ボックを造っています。クラフトビールの業界で、もっと注目されるべきブルワーさんなのですが、定番のプレストンエールが綺麗なだけど大人しい味付けのビールなので、注目を集めなかったようです。縁があって1年ほど前から両国POPEYEでペールエールの取扱いを始めましたが、カウンターに座る常連さん達も「プレストンエールって何処のビール???」と言っている状態でした。今回のCatfish Headが、今までマイナーな存在だった菊地さんを有名にさせるきっかけになるでしょう。
ただ菊地さんは今までと変わらずに、黙々と綺麗なビールを造り続けていくでしょう。そういうお人柄なのです。今年9月に行われるNippon Craft Beer Festivalに菊地さんの菊地さんのプレストンエールが参加予定です。会場で是非とも飲んでください。
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